2003年 8月 7日(木)

「一つとして同じ物はない」

今回の私のバイブルは「開放区」。一冊のまとまった本があるというのは嬉しかった。
何度も読み直しても心にずしんとくる。真剣に自分と向き合っている人の重みを感じるし、表現的に荒いところもあるけれど、基本的に流れている柔らかな思いが心地よい。
もちろん、ページを開くといっぱい拓哉くんがいるというのは大きいのだが。

個室と大部屋。病棟全部で50人ほど。「頑張れ」という言葉はお互いに掛けない。もうそれぞれが十分頑張っていることはわかっているから。ひとりひとり、小さな自分の力の精一杯で病気と闘っている。
学校でのナンバーワン、世間的に見てもナンバーワンにはなれないかもしれないが、どのこも、小さいながら自分と向き合っている。

どの親も小さな喜びを大事にし大切に育てていることを感じる。
本当にもともと特別なONLY ONEなのだ。

プレイルームで開かれた教室でみんなで一緒に歌った。ここで歌う「世界に一つだけの花」は、また違った感動がある。一人ずつの命の重さを感じさせてくれる。素敵な歌だなと心から感じた。

昨日は、広島に原爆が落下された日。たくさんの命が奪われた。その一つ一つに、あの日から続くこれからの人生があったはずなのに。
一つとして同じ物はない、ひとりひとりを大切にすることをもっと考えて欲しい。




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