| 2002年 5月 29日(水) |
みけ君のいない日
今日も みけ君はいません。
おとうちゃんが ぽつりと言います。「みけ君がいないと なんか寂しいな」
とら君も いつもにも増して静かです。
みけ君…別になんかしゃべったり 声たてて笑ったりするわけじゃないのに…
「今頃は なにを…」「ご飯 ちゃんと食べてるかな」みけ君のスケジュール表ばかり見ている
私。
なになに 今日の日程は「農業体験」?! 午前中 りんご園 午後 ほうれん草畑
いや いや ハードだね。雨降らなきゃいいけど…
で 思い出した 去年の
みかん狩りとスパイ大作戦
去年 担任の先生が 実家のみかん園のみかん狩りに とら君とみけ君を招待してくださいました。先生いわく「そうだ。いいきっかけだから ふたりだけで電車に乗って越させましょう。
隣の駅だし」「そうですね… じゃあ 先生 電車を決めておいて 先生はホームで出迎えてくださいますか」「そうしましょう」
この辺から 段々パニクッてくる私のアタマ。
「先生 車両も決めておきましょう」「車両もですか…」「じゃ 一番前の車両の 一番前のドアのところで」「ドアもですか…」「あぁ でも電車の中を移動したり 駅に着いても
ホームに降りなかったらどうしましょう」と先生 きっぱりと「その時は ぼくが電車に飛び乗って探しますから 大丈夫です」
そして 当日なぜかおとうちゃんまで 駅についてきました。
指定の列車の一番前の車両の一番前のドアから乗り込んで空いてる席に並んで座ったとら君と
みけ君。ちんまり
あぁ 身長172cmが なんて小さく幼く見えるのでしょう。
「とら君 みけ君 次の駅で降りるんだよ。先生 待ってるからね〜」ドアの外から 声かけまくる私。子供たちの隣に座った老夫婦が 興味深げに子供たちと私を 見比べているが
そんなこと 知ったことじゃない
ベルが鳴り ドアが閉まり 定刻どおりに電車は 出発。
「あ〜 行っちゃったね〜」 行ったって 隣の駅じゃ。
なんとなくホームを立ち去りがたいおとうちゃんと私。「隣の駅に着くのは 3分後か…」
「それまで ここにいようか」 駅のベンチに並んで座るおとうちゃんと私。
「ちゃんと 着くかねぇ」 だから〜隣の駅だって。走ってる電車内から とら君とみけ君が
消失したらミステリーじゃんか。
と いきなり鳴り出す おとうちゃんの携帯。「はい はい あぁ そうですか。 ありがとうございました」笑顔で 携帯を切ったおとうちゃん「無事 着いたって。自分たちで ホームに降りてきたって」
先生と 別に約束していたわけじゃないのですが 私のあまりの心配しように先生が気を利かせて 電話くださったみたいです。帰りは 先生が車で自宅まで送ってくださるから心配なし。
「あぁ よかったねぇ」 とたんに 私を襲う安堵感と空腹感 アタシ 緊張して朝から何も食べていなかった…
「おとうちゃん お祝いにおいしいラーメン(笑)でも 食べに行こうよ」
しかし… 「子離れ」は 銀河系のかなた。
うっとうしがった子供たちのほうから 私を蹴り倒してくれるしかないんじゃないかしら。
こう書くと「まぁ 子供さんたちのことかわいがってるのねぇ。愛情込めて 大きくしていらっしゃるのねぇ」と 思ってくださる人もいるかと思いますが そんなことはありません。
ここ最近です。子供たちのためとか 子供たちの気持ちとか 私の心に余裕ができたのは。
子供たちが小さいうちは まさに修羅場でした。
最初のうちは まさに虚脱状態。私の記憶喪失時期があるので はっきり覚えていないけど
子供たちふたり乳母車に乗せて 近所を当てもなく何時間もさまよっていました。
そして 少し やる気が出てきて 「私 なにをしたらいいのでしょう?」答えは 「言葉かけ」と「スキンシップ」
はい 一生懸命話しかけましたよ。 反応のない相手に…私が 疲れ果てて失語症になるまで。
「スキンシップ」 だって 体触られるのいやがるのに どうやって抱っこしろと?
「絵本を呼んであげるのもいいのよ。 その時は お膝にのせてね」
アタシの膝は ふたり乗っけれるほど広くないけど…まぁ じゃあ ひとりずつ。
ところが おとなしく膝に乗ってるようなお子様たちじゃないんだもの。
今の状態が 嵐の海を陸を求めて 泳いでる状態なら あの頃は 全身水没状態。
水面を求めて もがきまわり。今 ようやく水面に 顔を出して あたりを見渡してる状態か。
でも… 陸は 見えない…
いかん いかん。みけ君が 二晩いないだけで 気分がダークだ。
なんか明るい前向きなこと考えよう。明日は みけ君 帰って来るのだから 何かみけ君の好きなもの作ってあげよう。でも… みけ君の好きなものってなんだろう…
お恥ずかしい話しですが とら君8月で16歳。 みけ君7月で14歳。
こんだけ長いこと母親してして 子供たちの好物ってわかんないのです。
う〜んとね たぶん カレーと麺類かなぁ。
昔は ふたりともものすごい偏食でした。
それが 少しずつ食べれるものが増えて 今はとら君が時々吐きそうになってるけど ふたりとも 私の作ったものは 食べます。でも 「おいしい」なんて言いません。
まずいんじゃないの? でも「まずい」とも言いません。黙々と食べて お皿を空にして でも「もっと ちょうだい」もしません。 なにを思っているのか…
私にとっては 列車内消失以上の ミステリーだ
いかん。いかん。 ダークから逃れられない。
みけ君 カム バッーク!!
と いうわけで 皆様 今日は暗くて ごめんなさい。
(_ _(--;(_ _(--; pekopeko
今日も 読んでくださってありがとうございました。