| 2003年 10月 21日(火) |
灼熱 を 読む
灼熱
シャーンドル・マーライ 箸
集英社
75歳になった将軍が41年ぶりに友人に会う、その再開が単なる再会ではないことはその二人ともわかっていた。ハンガリーの作家で1989年に自殺したあとに再評価が高まっている作家らしい、なるほど食卓についてからのからの展開(といっても将軍の独白なのだけど)は、その語りは友情、愛情、尊敬、裏切り、邪推、嫉妬が重なり合う。
一つの結論に向かって話し始める将軍は41年の再会で一体何を求めていたのか?
普遍的なテーマとも思えない形ではあるけど、深く考えさせられるテーマだった。