| 2003年 9月 28日(日) |
ファーストフードが世界を食いつくす を読む
ファーストフードが世界を食いつくす を読む
(Fast Food Nation )
エリック・シュローサー 箸
草思社
力作である。
かなりの量であるし、普通の本二-三冊はあるかという内容だ。
ますます、私の中で「ファーストフード」離れは加速することだろう。
ただ単に「ファーストフード」の中身のことを言っているだけでなく、そこで働く低賃金で搾取されている声を取り上げ、不衛生極まりないトサツの現場とそこから供給されるものからO-157が毎年のように検出され、それは圧力で大きく報道されない、まるで「帝国主義」かヒト時代前の「植民地主義」のような印象すら覚えるが、書かれていることが90年代後半のことで今も改善されている様子も無い、という現実を改めて思い知らされ、それでも「チーズバーガー」が美味しい!と素直に言える自信が無い。
でもこの業界の弱点はその最大の味方でもある「顧客」、つまり一般市民の我々であること。
やはり(引き続き)決めた、私は「牛は食べない」という事。
藤田 田 氏のことを「エキセントリックな億万長者」と言い、「日本人も1000年マクドナルドのハンバーガーとポテトを食べ続ければ背も伸び色も白くなってブロンドになるだろう」という発言を紹介している、かつての日本人は米、魚、野菜、豆類といった世界的にも有数の健康的な食生活をアメリカ式の食事と引き換えに捨て去ろうとしている、という事と対照的に。