| 2004年 1月 30日(金) |
なぜ宗教は平和をさまたげるのか を読む
なぜ宗教は平和をさまたげるのか
「正義」と「大義」の名の下で
町田宗鳳 氏 箸
講談社文庫
これは読むことをお薦めしたいです。
平和、救済を目的とした宗教が結局は人類の争いの根源になっている、という前提で書かれている。 いろんな例証があり、それを読み進めていくだけでも勉強(特に不勉強な私には)になり、宗教が人類に何をもたらしたか?という問いかけになっている。
宗教は隣人愛を説きながら一方では異教に対しては排他的であり、争いの果てに殺してしまうことも少なくない。
この本を読んだからといって全てが分るわけでは無いし、全て正しいという訳では無いでしょう、人によっては違うように考えることもあるかもしれない。
この本では、宗教はその大義が間違っているというより、それを運用・運営する、生まれつき闘争心をもった人類が、他の動物も見せるテリトリーを侵害されると歯を剥き出しにして他を威嚇する本能が、紛争や戦争に陥れていることだ。それは一部のテロリストや極端な発想のする仕業だ、と決めつけられるだろうか?
この本は最後にこう問いかける、
「宗教は人類を救い得るか?」
宗教を語っていながら、人間の本質にも触れている本です。
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