2004年 5月 28日(金)

グッバイ・レーニン を観る

グッバイ・レーニン を観る

昏睡から目覚めた母親にショックを与えないように旧東ドイツ政権が続いているように取り繕う心優しい息子たちの奔走する喜劇&ドラマ。 なかなかこういう庶民的な立場で語られる事が無かった旧東ドイツ(ベルリン)の西側化による生活の変化、ある種の戸惑い、順応が見れて大変興味深い映画だった。 旧体制の崩壊と新しい体制への順応という時事的な部分と親と子という普遍的な部分が相重なるところが面白い。 
良質で善意な嘘、嘘を続ける事の難しさ、嘘を受け入れる度量。 嘘は時には潤滑油のように機能する。
旧体制も嘘の固まりだったかもしれないけど、新体制(資本主義世界)もけっこう見せかけ的な色でいっぱい。
純粋に社会主義を崇拝していた母がベルリンの壁の崩壊後の世界を知ったらショック死してしまうかも知れないという話は、ある種の戒めにも取れるかもしれない。
 
どっかで聞いた事があるなぁと思っていたら音楽が「アメリ」のヤン・ティルセンだった。




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