| 2003年 7月 27日(日) |
東北新幹線に乗ったよ
(安比高原駅前の道)
朝から東北新幹線は平常通り運転している。そして予定通り家族3人で3泊4日の東北旅行に行くことにした。
東北新幹線は、ビビにとって長野、東海道に続く3種類目の新幹線。あさってはホントに短い距離だけど秋田新幹線にも乗る。いつか全部の種類の新幹線に乗せてあげたい。
東京駅からはやて号で約2時間半、盛岡に到着。快晴の盛岡でビビのトイレとランチを済ませ、花輪線に乗って最初の目的地安比高原に向かう。
花輪線はかなりローカルな電車だ。たった2両で車両が古いのか音もうるさい。岩手山の美しい姿を見ながら1時間ほどの旅だが、その音のせいかビビはなんとなく落ち着かない。
予定では安比高原の駅からタクシーに乗り、ペンションに向かうはずだった。
ところが安比高原の駅に降り立って私と主人はボーゼン。それなりの駅を想像していたのに無人のすっごく小さな駅。
駅前に電話ボックスがポツンとあるだけで、店はおろか自動販売機すらない。そしてもちろん1台もタクシーなんていない。
一緒に降り立った数名の観光客にはホテルからの送迎バスが来ていて、どんどん乗り込む。私たちは一体どうすりゃいいの?
送迎バスの運転手に聞いたら私たちが行こうとしているペンションまで歩いたら1時間くらいかかるという。普通なら「じゃあ歩こうか」ってことになるけど、にっ荷物が・・・。
仕方なくペンションに迎えを頼むため電話をする。
「ええ???車でいらっしゃるんじゃなかったんですか?このあたりは車じゃないとどこにもいけないんですよ」
・・・、だって車持ってないんだもん・・・。タクシーが1台もいない観光地の駅なんて想像できなかったんだもん。
予定をしていなかったのでペンションの人が迎えに来られるのは30〜40分後になるという。
「それでもいいです」と言って電話を切ったが、このうら寂しい駅でポツンと待つのもなんだかムナシイ。一方ビビは飼い主のピンチなんて露知らず、目の前に広がる芝と白樺の林に向かって駆け出していこうとする。
「ねえ、おとーちゃん、おかーちゃん、素敵な道だよ。歩こう歩こうよ!」
しゃーない、ビビのために歩けるところまで歩くか。
重い荷物を抱えトボトボ歩く中年男女、お尻を振り振り軽々歩くチビ犬。なんだかなあ・・・。
景色は良くても日差しは強いし荷物も重い、30分ほど歩くとさすがに疲れてきた。もう一度ペンションに電話をすると丁度すぐ近くまで来ていたところだった。ペンションの奥さんが運転する車に拾ってもらったときは本当にうれしかった。
今夜お世話になるのは犬連れ旅行者の中では有名な「むってぃ」さん。とても穏やかで優しい印象の奥さんは、荷物を部屋に置いて身軽になった私たちを安比高原のゴンドラ駅まで送ってくれた。気を取り直していざ観光開始だ。
昨日までこのあたりは大雨だったそうだ。でも今日はすっきり晴れて景色がとても美しい。ゴンドラに乗って前森山の頂上に着くと、360度遠くの山まで見通せる。こんなにすがすがしい気分は久しぶり。
そのあと安比高原牧場へ移動。安比はペットに対してやさしい場所で基本的にこういった施設もペットOK。それどころか園内にはドッグランもある。
ドッグランに行ってみたら幸い誰もいない。ビビのリードをはずして思い切りボール遊びをさせてあげた。
「アタチ、長い時間、電車に乗るのは好きじゃないけどさ、こんなに楽しいところに来られるんなら我慢しちゃう。
もっと投げてよ、ボールボール!」
夕方まで牧場で遊びペンションに戻る。今夜の同宿ワンは5頭。食堂でビビはまた少しワンワンしたけれど、一番大きな犬がビーグルだったのでビビにはラッキーだったかも。今日は疲れた。早く寝よう。