2003年 7月 29日(火)


朝起きると、窓辺にチビッコのクワガタがいた。わぁ〜、野生のクワガタって初めて見たかもしれない。


今日は田沢湖へ行く。ほんの15分だけれど、雫石の駅から田沢湖まで秋田新幹線に乗った。秋田新幹線はよくこんな山の中に線路を通したなあと驚くくらいの山間を抜けていく。手をのばせば木々に届きそうなくらい。

田沢湖駅から田沢湖まではバスでまた15分ほど。最近観光といえば自家用車かバス旅行が中心になっているらしく、新幹線の駅とはいえ田沢湖駅もあまりにぎわっていない。駅でバスを待っているとき地元の人らしいおばちゃんたちが話をしていたが、一言もわからなかった。完璧に外国語である。

「おかーちゃん、あの人たちがしゃべっているの、何語?アタチ、アメリカ生まれだけど英語も忘れちゃったし、最近は日本語しかわかんないのよ〜」
「大丈夫、おかーちゃんもわかんないから」

田沢湖畔に着いて「さてどうするべーか?」

私たちはたいした計画も立てずに旅行をする。人だけなら計画を立てる意味があるのだが、犬連れだと必ずしも乗り物などが犬OKとは限らないので、計画通りに進まない。だから計画しないのだ。

湖畔に遊歩道が見えたのでとりあえず右に向かって歩く。田沢湖はなかなかきれいな白い砂浜があり湖水浴もできるらしく水着を着た家族連れがいる。その横をひたすらテクテク歩く。ビビはもちろん水には近づかない。15分も歩くと遊歩道は消滅し、あえなくUターン。途中大きなテラスのあるレストランがあったので、人間はランチ。

湖畔のバスターミナルに戻りもう一度地図を見ると、左に向かえば1キロほど先に「県民の森」なるものがある。じゃあそこへ行こうということになったが、そこまでは車の通る県道。あんまし楽しくない・・・。

「県民の森」は山肌に作られたキャンプ場のようなところ。はっきり言って全くおもしろそうではない。人も誰もいない。でもせっかく来たし少し登っていけば広場があるみたいだ。「ビビを遊ばせるにはまあいいっか」である。

上のほうには確かに広場のようなものがあって、ビビはかなり興奮気味。しかし草がちょっと伸びていて、そのまま走り回らせると目が危険。そこで登場したのが例のゴーグルである。

ビビにゴーグルを着けさせ、いざボール遊び。草の間にビビが突進していってもなんの心配もない。見たか!ゴーグルの威力!!!

ひとしきりビビを遊ばせバスターミナルに戻るともう帰らなくてはいけない時間だ。なにせこのあたりの電車は本数が少ないので、1本逃すと2時間くらい身動きが取れなくなる。雫石の駅まで迎えに来てくれたペンションのご主人は時間が早いからといって、車で近くをドライブしてくれた。本当にありがたい。

ペンションに戻ってご主人が案内してくれたのはカブトムシがいる木。ご主人がメロンの皮なんかを置いておくと、多いときは40匹くらい集まるのだそうだ。今日はカブトムシ1匹と大きなクワガタ1匹しかいなかったけれど、それでも都会育ちの私には驚異!

夜8時頃になると急に雨が降り出した。天気予報でも明日は一日雨。なんとか明日朝までにあがってくれるといいんだけど・・・。