運の悪い日
(旅館の看板犬チェルシーと遊ぶビビ) うちはふだん旅行へ行ってもお土産というものを買う習慣がない。けれど二見浦の旅館で出してくれた、地元の塩を使ったという塩羊羹がとてもおいしかったので、珍しくお土産として買い求めた。 それを持ってフラリと実家へ。連絡せず突然行ったら母が不在だった。 「おか〜ちゃん、いつもお肉をくれるおバアちゃんがいないよ。どうして?どうして?」 ビビ、世の中にはね、不運ってものもあるのよ。