| 2002年 10月 14日(月) |
イベントを終えて。
昨日人生で2度目のイベントはなんとか終了。
でも反省点の方が目立つ結果に。
一番思い返して引っかかったのは、やはり道内のイベントの質。
来るお客さんの質の違いに翻弄されて、
新規のお客さんをほとんど引き込めなかった事にショック大。
女の子が9割近い上18禁はウチだけっていうのに当日驚いたけど、
問題はそんな事じゃない。
あれだけ渾身の力を込めて描いた色やら霞やら綾音やら
まったく皆興味なしって事。
場所的にいくら最悪でも、欲しい欲しくない以前に
ブースの前にだれも立ち止らない事に超が付くほどびびる。
あんなでかいパネルにポスター陳列していたのに。
同人誌は性質的に好きなキャラ以外は注目しないのが普通。
でも根本的に次元が違いすぎ。
盛り上がっているブースをふと見て、何を扱っているのかと思ったら、
タレントのラミカード販売ブース。
エロがどうとか、ヤオイがどうの・・というより
来るお客さんが何を欲しがってイベントに来ているのかまったく解らなかった。
もう絵のセンスとかスタイルとか自分の積み上げてきた物が
カスリもしない事に、書き手としての疑問爆発。
今までやってきた事ってイミあんの?そればっかり考えてしまう。
同人誌は基本的になんでもありだし、自由な創作スタイルあってこそ同人誌。
コピー用紙にイラスト描いて一部100円で売ってもいいし、
ウン百万円掛けてCD付きのフルカラー同人誌作るもよし。
だから何があろうとそれはいい。
でも少なからず市場を支配するビジネスの観点から見れば、
18禁同人誌こそ同人誌の代名詞。それは間違いないだろう。
今や年間100億に迫るビジネス。
それが自分の居た空間には全く存在しなかった。
まるで日産のショールームでダイコン売っているかのごとくマヌケ。
主催者側が徹底的に18禁を嫌うのは解るが、
それは参加したサークルやお客さんにとってもそうなのだろうか。
別に主催者は企業なので断る権利があって当然だから、それはいい。
気に入らなければ断るのも一興。そんな事は世の中では当たり前。
持ちビルをファッションビルにしたいオーナーは雑貨を嫌い、ブランドを集め、
ダサイ客を入れたくないクラブはドレスチェックで客を篩いにかける。
そんなのは企業でも個人でも当然の処置。モンクを言う筋合いじゃない。
どうしても入りたければ自分のスタイルを変えればいいだけの事。
しかし少なからずこのオールジャンル系同人イベントというモノは、
普通ならまんべんなくお客さんが集まる物のはず。
だが完全に認識が甘かった。
よもやここまで18禁系のサークルが参加せず、そしてそれを目当てにする
お客さんがいかに来ないのかという事実に驚愕。
これが北海道で一番大きな系列のイベントの実態なのだ。
もう札幌のサークルが18禁同人誌を売る場合取る道は2つ。
事前に徹底的に宣伝するか、本州のイベントにもって行くか。
しょうがない事実だ。なんせトナリに大手サークルがいたとしても、
お客さんは他のブースには目もくれず、目的の物を買ったら速攻で帰ってしまうのだから。
当日自分のお客さんに、暖かい言葉や励ましの言葉を頂いて
すごく嬉しかったものの、
イベントを終え、あまりの凄惨な実態に脱力感とイラつきだけが残ってしまった。
本州のサークルさんや、委託ショップのお世話になっている担当さん、そしてお客さんも含めて、
夏コミや冬コミ、レヴォなんかについて熱っぽく語っているのを聞けば聞くほど
この北の国の現実にうんざりしてしまう。寒いのは気候だけじゃ無いワケね。
イベント後、手伝ってくれた友達とそんな事を話し合いながら
打ち上げでパーティー気分どころかストレス発散の為のヤケ食い状態。
それでもまだ何かが収まらなくて勢いでX-BOXまで買って夜中までDOA祭り。
でも今日、朝から掲示板やメールで、感想や励ましのメールを貰ったのを読み、
イベントに参加した事自体はマイナスでは無かった事を冷静に受け止める事が出来た。
実際目の前で本を手にとって貰えてとても嬉しかったのはまぎれもない事実。
その事だけは自分の中に大切な思い出として、
そしてこれからの執筆の活力になることは間違いはない。
正直悪夢が強烈過ぎて、楽しかった事すら忘れてしまう勢いだった。
自分を救ってくれたお客さんや友達に心の底から感謝。
今後の課題としては、主催者もサークルも
イベントを盛り上げる為の努力を怠ってはならないという事か。
お客さんにいつも罪は無いのだから。
自分ももっともっとがんばらないとね。
※画像はイベントで配ったペーパーの表紙の部分です。