2004年 10月 13日(水)

パート3

「チビタ」

高校のとき、突然チビタがうちに来た。
仔猫がいるな〜なんて思っていて気にしていたが
ある日、うちのベランダにいた。どうやら
他の猫に追いかけられ必死に逃げてきたようだった。
どうやらおなかがすいているようで、ミルクをあげたら
狂うように飲んだ。そして、缶詰をあげたら一生懸命
たべた。
うちにはマイケルがいる。
だから・・・・と思い、なかなか家には、いれられなかった。
だから毎日外でエサをあげたり寝床を作ってあげたりした。
時には抱っこをしてあげたり・・・そんなこんなでいつの間にか
家に入ってきて、いつの間にか家族の一員になっていた。
マイケルも全く怒ることなく仲良くしていた。
チビタの柄はチャトランに似ていて、もしかしたら
チャトランの子供だったりして〜なんて親とも話していた。

そんなチビタが妊娠した。そしてうちで産んだ。
私の目の前で。ドキドキした。励まして励まして、そして
5匹の猫ちゃんが誕生した。しかし、チビタはすぐに病気に
なり入院。みんなで、その仔猫を育てた。哺乳瓶でミルクを
あげたり・・・。母乳をほとんど飲むことがなかった仔猫を
育てるのは難しい。結局3匹しか育てる事ができなかった。
2匹は、なかなかミルクを飲まなかったり体が小さかったりで、
命の炎は消えてしまった。。

チビタが退院したのは11日後。どうやら諦めているようで
仔猫を産んだ場所には行こうとしなかった。しかし、仔猫
たちの鳴き声をきくと、とんでいった。チビタの嬉しそうな
顔が見えた。そんなこんなで親子仲良く暮らしていた。どう
やら子離れはできなかったみたい(笑)仔猫のためにいろんな
ものに立ち向かっていた勇敢な姿は母親の力を感じた。

そんなチビタは結局病気になって、病院で息をひきとった。
短い命だった。野良猫としてやってきたチビタ。病気も何度か
経験した。チビタは幸せだったかな。そんなことを思う毎日。
病気で辛い体ながらも甘えるために私の膝の上に来た姿は
忘れられない。そして、気の強いあのユニークなしぐさや
子供を可愛がる姿は本当に今でも思い出される。
ありがとうチビタ。
              つづく