2005年 11月 19日(土)

母の仕事のお客さん宅へ、調律に行ってきました。

お茶を頂いている時に「弟さんいくつだっけ?結婚した?」と
聞かれてしまい、あちゃ〜どうしようかな〜と思ったんだけど
亡くなった事を告げました。

「知らなかった、お母さん何も言わなかったし・・・」と。
母はゲッソリもしてないし、いつもどおり元気だから
そんな事があったなんて気づく人も全くいません。(笑)
それにいちいちそんな事、言って回らないですもんね。

一通り話た後、「両親や祖父母はやはりつらかったみたいです」
と決まりきったセリフを口にしてみました。
そうすると「あなたがご両親を支えてあげないとね!」と励まされます。
大抵そう言われるので今日もそう来ると思いましたが・・・。

「ご両親もそうだけど、あなただってつらいでしょ。
 血を分けた兄弟がいなくなって一人になっちゃったんだから」

とおっしゃいました。
まさかそんな返事が返ってくると思わなくってビックリしました。
で、不覚にもお客さん宅なのに、涙が出そうになりました。

今まで私の事を気遣ってくれた方はたくさんいたし、
私をないがしろにする人なんていなかったんですが、
なんか私の気持ちを救ってくれた気がして嬉しかったです。
嬉しいっていうと変だな。なんだろう、この感じ。


あの日一番役に立たなかったのは父でも母でもなくこの私でした。
両親の代わりに、来てくれた人に挨拶しなきゃいけないのに
遺体の側でティッシュを抱えたまま全く動かないし
お悔やみの言葉を掛けられても返事もできないし。
しまいにゃ親戚のおばさんに肩を揉んでもらって慰められる始末。(笑)

とにかくしばらくは使いもんにはならなかったですね。(^_^;)
悲しみは両親の方が深いに決まっているんですが、
ダメージの大きさで言えば、私が多分、一番かと。(笑)
案外私は弱っちかった・・・。

でも確かに両親は私が支えるしかないし、
支える力もないけど、自分なりに頑張ってるつもりでした。
もしかしたらそのプレッシャーがあったのかも。
今日、お客さんにかけてもらったその言葉で
少し救われた気がしました。


で、このお客さんとは2時間お話してきました。(笑)
話を聞くのも仕事のうちだけど、今日はちょっと特別。


来週あたり、またお墓参りに行ってこよう。
いい事あったからご報告ご報告♪


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