| 2004年 5月 17日(月) |
優しい気持ち
「優しい気持ち」にさせてくれる とっても素敵な文章に出会いましたので紹介させて下さいマセ☆
『今日の心は何色』
― 千葉県佐倉市 小森史子 高校教師・40歳 ―(5/3朝日新聞より)
今朝も小学2年生の息子がウズウズしている。友達との待ち合わせの時間はまだなのに 学校に行きたくて仕方ないらしい。
その時がくると玄関からロケットスタートである。
そんな彼だが1年生の9月 辛い時期があった
新学期なのに足が学校に向かない。
朝「行きたくないなぁ」と下を向き 涙が出てきてしまう。
何とか送り出しても泣きながら戻ってきた事もあった。
途方にくれた時 思い出したのが保育士さんに教わった「遊び」だった。
子供をぎゅうっと抱きしめて「今、心の中は何色?」と聞く。
それだけである。
案外これが楽しくて 息子が4歳の頃 毎日ぎゅうっとやっていた。
あれをやろう。
ちょっと照れる息子を抱きしめ 心の色を聞いてみた。
「えっとねー、ブルー」
以前 彼の心はいつもピンクか赤だった。
そんなにさみしかったのか。
不安だったのか。
忙しさの中で 気付いてやれなかった事を詫びる。
もっと ぎゅうっと抱きしめる。
「黄色」「オレンジ」・・・・・・「赤!」
やがて学校に行けるようになった。
10日も経つと毎朝のぎゅうっは要らなくなった。
駆け出していく息子の後姿を見ると あの頃を思い出す。
そして「えらかったね」と呟くのである。
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