| 2007年 8月 1日(水) |
Sad reality
身につまされたハナシ
今日の患者さん 80歳代位のおばあちゃま
先日 ご主人がくも膜下で急に御自宅で倒れられたそう。
老人二人暮らしの生活
急な出来事に慌てふためき どうしたらいいのかパニクりながらも
救急車を呼ぶ。
幸い 命に別状はなく おじいちゃまは暫く入院生活へ。
入院生活の間 日に数回のおじいちゃまのトイレに看護士さんがその都度付き添ってくれる筈もなく
業務簡素化の為 おじいちゃまは紙おむつ。
しかも入院で 高齢・寝かせきりの生活をしてしまった為に 体もスグに寝かせきりに慣らされてしまい
あっという間に足腰も弱くなってしまった・・・・・
そんな矢先の退院勧告
おばあちゃまは もう暫く、せめて倒れる前の頃のように身の回りのことが自分で出来るようになるまで
病院で面倒を見てほしいと頼むも 病院だって経営があるし「あとは自宅での リハビリ次第です」と冷たい返事。
仕方なく うちに連れて帰るも
一度紙おむつに慣らされてしまったおじいちゃまは もう紙おむつナシでの生活はムリになってるし
寝かせきりに慣らされてしまった体は そう簡単に以前のように動くはずもなく
全ての負担は 同じく高齢のおばあちゃまにかかってきたのが悲しい現実。
デイケア・サービスも今のところは週に一度しか受けられず
今日は その日だった為に ようやく自分もこうして来院できたとのこと。
もう少しデイケアの回数を増やして欲しい、誰かに身の回りの世話の手伝いをして欲しい・・・と望むも
全てそれにはマネーがかかる。
この先 こんな状態だと 僅かな蓄えなんて アッという間になくなってしまうだろうし
自分の体だってもたない。
もうそうなったら おじいさんと一緒に あの世に行くしかないのかも・・・・なんて考えてしまいますとのこと。
これは 決して特別ではない ごくごく普通の高齢者の現状。
時々 新聞やテレビで 高齢の御夫婦が心中なんて記事を見かけるが
国は決して助けてくれないし 死ぬまで全て「お金」「お金」「お金」
これが悲しい日本の現状だと思う
今から 40年後 50年後の私たちの頃には
少子高齢化は更に進み 年金の支給だって更に厳しくなるだろう
お金持ち以外は明るい老後の道は まず無いのかな?
福祉大国スウェーデンのコトが ふと頭をよぎった。
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