2003年 9月 11日(木)

今本先生のちょっといい話♪ 1

日テレの続編がきっかけで
 新庄動物病院の今本先生と知り合う事が出来ました。
あの番組は、全体的には内容がまとまっていてわかりやすいと
 評判であり、わたしもそう思います。(*^_^*)

ただ、自分としては CL追跡の案内の役目にとどまり
 わたしの訴えたい事が、自分のコメントとしては
 放送では使われませんでした。あんなに約束したのに〜。(-_-;)

「犬は何も悪くないんですよね。」というわたしのコメントに
同意してくださった方は多いですが
あの前後の話があって、あの一言がつながるわけですから

 「まだまだ言い足りない!!もっと言わせろ〜!!」と
  心の中で雄叫びをあげていました。(-_-;)

わたしが言いたかった事を全て言ってくださったのが
今本先生でした。
(だから、おらのコメントは使われなかったのか?(^^;))

今までになく痛快なコメントをくださった今本先生に
心から感謝し、尊敬申し上げます。

個人的にごえもんの症状についてお聞きしたい事もあり
メールを送ったところ
いただいたお返事が、他の方にもお伝えしたい内容でしたので
先生の了解をいただき、抜粋して当日記に載せさせていただきます♪
先生、ありがと〜ございます。


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テレビのインタビューは、堂々と、答えました。
どうやら他の先生たちは
テレビの前では自分を守る為に口を閉ざすそうです。
そういった話をプロデューサーの○○さんがおっしゃってました。
まぁ、そうでしょうね。
自分が可愛いんでしょう。私は全然そうは思いません。
自分を信じて正しいことをやっていくだけです。
開業して一年ちょっとですけど、
別に信じたことをやって失敗するならそれはそれで
仕方ないと思うんです。
だから、正しいことを普及させていくつもりです。

遺伝病の話などは、結構ありまして、
飼い主さん向けに勉強会なども開催しています。
特に私のところには、
大型犬の股関節異常などが非常に多く
よく遺伝の話はやっています。

結局、どうしたらいいのか?という話になりますけど、
遺伝病は無くすように人が働きかけていくしかないのです。
無知なブリーダーが、どんどん経済動物感覚で繁殖を行うので
そのつけが我々や飼い主さんに来るのです。
結局ブリーダーは、競り市などで、出ていけば
あとは何の責任もないという紳士協定(?)があるそうです。
おかしな世界でしょ?

で、そういうブリーダーを敵にまわすと病院的にもおいしくないので
皆さん手をくんでる先生は多いです。
例えばワクチンを格安で打つとか、、、、、

それっていいんでしょうかね?
って思います。
医療というものに対しての軽視につながりかねないし、
ブリーダーの意識を下げる結果につながるんですよね。
自分で注射を打つブリーダー、
証明書をなくしたと言って発行しないブリーダー。
様々いますけど、どれもこれも
将来的に何か問題を引き起こす原因となる可能性は
非常に高いと思います。
だから私は要請があればどこにでもいって話したいです。

好きでやってる獣医ですので、いつでも何でもするんですよね。
今では夜間もやってるし、往診もほとんど無料です。
自分がやりたいから、好きだから獣医やってるんで
それに反してビジネスライクな感覚はすべて排除していくんです。

正直、よくわからない症例ってくるんです。
大学病院で獣医やってたので、
なんやかんやでまわってくることもあります。
その際に、どうするか?
どう対応するか?

それが、獣医師の技量ってものにつながるのではないかと思います。
寝たきりのごえもんに、
何もしてやれなかったのは、たぶんすごく辛いことでしょう。
いかに獣医師は飼い主さんの立場で診療ができるか?
ということが重要になると思います。
自分の犬にならそんな抗生物質の注射はバンバン打つか?とか、
自分が飼い主さんとして病院へ行った時にその態度は、納得いくのか?
などなど、獣医としては
まだまだ変えていかないといけないことはたくさんあります。
 
近年では、様々な末期医療が発達してきています。
最後にいかにしてあげるか?
それは本当に大切だし
最後の印象で飼い主さんの思い出がいいものになるか、
辛いものになるかが決まると思います。

遺伝病の番組を見て思うんですけど、
本当にダイジェストバージョンでしかないんですよね。
これで、毎回問題定義だけで、
飼い主さんいは伝わっているのか?と思います。
だからはっきりというような前回の番組は非常にいい事だと感じました。
ただ、口だけでは、誰でもいえるんです。
変えていくことは必要だと思います。
誰が変えていくのか?
私にもそれのお手伝いはできると思い、今こうやって活動をしています。


ペットブームの裏側では、まだまだ増えます。
診ていればそのうちダックスの遺伝病も
そこらでいっぱい見られるようになることでしょう。
それを、妙な誤診をしないで、
いつでも病気の出所をきちっと把握し、
きちっと対応できる獣医師が増えてくることを望むまでです。




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