2003年 9月 13日(土)

今本先生のちょっといい話♪ 3 

私は、獣医であるとはあまり考えていなくて、
私も一人の愛犬家で、
今横で寝ているこの雑種犬の飼い主です。
だから、治療は、自分の犬にならこうする。
ということを臨床の場で実践していかないといけないと思います。
夜中でも関係ないです。

あ、そうそう、昨日は、
JRにはねられたラブラドールがきました。
どこも電話通じなかったそうです。
そりゃぁおかしいでしょ?
何のための獣医なんですか?って思うんです。
それより、え?JR?って思いましたけど、、、、
で、獣医ってやはりいつでも
いないといけない存在だと思います。
何かあった時に対応できないのなら、
それはビジネスや生活の為の診療しかしてないのではないか?
と思えてくるんです。
(あ、ちなみに、このはねられた犬は、
  金曜に退院させる予定です。
  ほほの骨の骨折と、歯が折れてました。
  あとは、目の出血などですけど、全てなんとかケアできましたので、、、
  ほっとしてます。人ならたぶん死んでますね。)

頼るべき時に頼れる、そういう存在でなくてはならないし、
頼られた時には、答えられるような
受け答えができないといけないと思います。

ただ、ごえもんの場合には、
すごくすごく稀な病気で、
たぶんまともに話せる先生は
大学や研究者レベルでないといないでしょうね。

信頼できる獣医さんというのがたぶん少ないんでしょうね。
だから獣医不審が増えてくるんです。
考えたら、全部の科目をやらなくてはいけないといわれてるので
そりゃぁ大変だろうけど、
何のために獣医になったの?といいたいんですよ。
動物が好きなら、それならやったらいいじゃん。
って単純に思うんです。
大変大変といって、口だけで何もやらないのは、そりゃぁ怠け者です。
目の前に死にそうな犬がいて
もし手を差し伸べられなければどうしますか?
獣医でしょ?
そう言われたらすごく悔しいでしょう。
だからやるんですよね。
そういうハングリーさがなくなると、だめですね。

ただ、日々診療に追われて
疲れたような顔して大変そうにしている獣医師がたくさんいます。
診療に追われているのはいいのですが、
結果を残さないと命を媒体としたビジネスとなるのです。
結果とは助けることです。
命の番人として
獣医が何を出来るのか?
そしていかに病状を飼い主さんにうまく告げることができるのか?
それが大切です。

本当に人の小児科と同じだと思います。

物言わぬ子を目の前にして、どうするのか?
そしていかに飼い主さんが協力して治療やっていける体制を作るか?
色々とやることはありますね。

本当に正直大変だと思うんですよ。

楽して生きていくなら、
たぶん獣医はやらないほうがいいでしょうね。
しみじみそう思います。
あくまで趣味でしかないんですよね。
私にとって獣医って最高の趣味です。
だって全部の犬と毎日触れあえますもん。
で、病気が誰よりも嫌いだし、
あんな小さなものに負けるのは最高に許せない。
だから治すんです。
元気になった顔を見るためにやってるので、
そのためには努力なんてしたことはないです。

全部が趣味の延長上ですので、
これまた本読んでてもなんとも思わないし、
前向きにしか考えないですね。
で、治した時に飼い主さんと
ワンコの幸せそうな顔が大好きです。
喜んで、また病院へきてくれたときには
ジャーキーをあげて、、、、、
毎日そういう幸せに包まれています。
だから私はもし生まれ変わっても獣医になるでしょう。
ま、その時に大学入試のレベルが
今よりも落ちてないと入れませんけどね。。。

で、結局遺伝病をこんなにうるさくいうのは
治しようがないからです。
進行性で、防げる病気。
その一つとして遺伝病があると思うんです。
だから遺伝病は嫌いです。

今後できるかぎり遺伝病の撲滅や、
飼い主さんの意識の啓蒙などに尽くしていけたら
いいなぁって思います。

奥さんには、
病院そっちのけでやってて怒られますけど・・・。

それでは、また診療に戻りますね。。。

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今本先生のちょっといい話♪ 1〜3
 読んでいると、胸がス〜っとしますね!
 消化によいです!!

今日で完結です。
 また機会があれば、ぜひご紹介させていただきたいと思います。
今本先生、ありがとうございました。m(_ _)m




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