| 2004年 10月 23日(土) |
今本セミナー たまたまいっこ
たまたまいっこ by 今本成樹
陰睾の発生率は1.2%、推定保因頻度は、19.6。
というデータがあります。
1.2%って、侮るなかれです。
また遺伝病の話をそのうちのせます。
っていいながら、、
今回は、来月号に獣医の雑誌のに載せる原稿から・・・。
ワクチンだって怖いかもしれない遺伝病。。。と
ボーダーコリーCLだけではない。。。という話です。
獣医向けの原稿ですので難しいです。
ちょっとだけ改定してます。
少しはわかりやすくなったかなぁ?
雰囲気だけを察してください。
では、、、ぺたんと貼り付けます。
最初は、人気のジャックラッセルについてのものです。
2002年の論文で
「ジャックラッセルテリアにおける常染色体劣性遺伝の重度複合型免疫不全」というものです。
一組のペアから産まれた33頭に
不可解な死亡があるというものでした。
12頭の子犬が8〜14週齢の間に死亡しています。
このうち6頭は
改良生ワクチン接種後50時間内に、屋外にて死亡です。
免疫系の検査をして、免疫異常が示唆されています。
次に、ボーダーコリーです。
これは最近CL症とかで話題になっています。
その他にも、最近相談を受けた症例として
「グレーコリー症候群」というのがあります。
Small Animal Internal Medicine
(アメリカの獣医の教科書・日本でも翻訳バージョンが出てます。でも、12万円くらいします。)
にも、好中球の減少を来たす症例として載っています。
症状は、好中球減少
現在のところ、周期的に好中球が
2500/ul程度まで減少しています。
生化学検査としては問題ないです。
相談を受けている、兄弟犬にも発生していて
犬の毛色は、「グレーアンドホワイト」だそうです。
周期的な好中球減少により、発熱を繰り返し、
すごく痩せているそうです。
無処置ですと、半年も生きればいいほうと言われています。
治療法も模索していますけど、
G-CSFの投与が行われるということくらいでした。
高額なので、今回は違う治療法を提案させてもらって
現在治療中です。
もし詳しく診療ができる機会を得たら、
どこかで報告できればと考えています。
ほら、、、CLだけでなく、様々なものがあるでしょ?
勝手に子供を作るのではなく
歴史の浅い犬種ほど、よりナーバスになるべきです。って、思います。
「きんたまいっこ」
「あごがでてます」
「ひふがかゆいかゆい」
とか、、そういった異常も遺伝するんです。
とにかく健康な人たちで、繁殖していくのが理想です。
当たり前のことを、書いているだけですけど、
皆さんの反響は、いいです。
これからも勝手にどんどんかきこんでいきます。
せっかくの場所ですから、
獣医と飼い主さんとの交流の場になっても
悪くないかなと考えています。
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「獣医と飼い主さんの交流の場」
新しくて、素敵なスタイルですね♪
どうぞ、よろしくお願い致します。
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