2004年 11月 1日(月)

毎日新聞より


<新潟中越地震>
どうする被災地ペット 動物救済本部を設置
(毎日新聞より抜粋)

新潟県中越地震で小千谷市のMさん(43)は
飼い犬と過ごすため車中泊を再開した翌朝、
エコノミークラス症候群とみられる症状により命を落としていた。
背景には、避難所内に犬や猫などを持ち込めない事情がある。
ペットをどう扱うのか、
余震や環境の変化で体調を崩すペットも出ている。
こうした問題に対応しようと、
県と動物愛護団体が動物救済本部を設置し、
ペットを守る取り組みを始めた。

■ペットもストレス

小千谷市総合体育館駐車場では、
NPO(非営利組織)
犬文化創造ネットワーク(東京都)が窓口を設け、
獣医らが相談に乗っている。
3日間で約60人が訪れた。
ストレスに関する相談が多く、
「普段通りに遊んであげて」と助言している。
近く犬50匹分の一時預かり所を同駐車場に設ける予定だ。
理事長は「ペットの快適な環境を整えることが、
人間の安心につながる」と説明する。

■動物救済本部

救済本部は
(1)義援金やボランティア募集
(2)ペットフードなど救援物資の調達と被災地でのエサやり
(3)迷い犬や猫の一時保護、里親探し
――などを実施する予定だ。

県は地震後、飼い主からの要請に応じて、
県内の動物管理センターでペットの一時預かりを受け付けている。
全村避難をしている山古志村については、
県が取り残されたペットの有無を調べている。
環境省も近く新潟県に職員を派遣し、
県担当者、動物愛護団体の関係者とともに、
今後の対応策について話し合う。


救済本部の連絡先は
日本動物愛護協会(電話03・3409・1868)。
義援金の振込口座は
 三井住友銀行麻布支店普通0964065。

神戸市獣医師会の獣医師の話
被災者にとって、犬の散歩や世話をする間だけでも、
震災以前の生活に戻ることができるので、
ペットと触れ合うことで癒やし効果はある。
ただ、動物が身近にいることを嫌がる人もいるため、
ペットが好きな人とそうでない人の
避難所を分ける工夫が必要だ。

[毎日新聞10月31日より]


 画像は
 ごえもんのお墓から見た風景
 秋の蔵王です。




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