2004年 10月 18日(月)

お買い上げありがとうございます

 拙著も出版後10日ほど経過し、一般書店にも配本されるようになりました。ゼミ卒業生もすでに何人かに購入していただきました(現役ゼミ生の出足は鈍いのですが、押し売りはしませんので、ご安心を)。なかには、1冊は勉強用、もう1冊は保管用として2冊購入していただいた人もいます。10期Y君は、営業部長のように、一橋で注文を取ってくれました。ありがたいことです。このうえ、さらに厚かましいお願いをすれば、それぞれ所属しておられる大学や大学院等の図書館、資料室、公立図書館などに購入申込みなどしていただければ幸いです。編集者の労に報いるためにも、何とか初版は売り切りたいですから。さらに、できれば増刷にもっていきたいので。本を書いた以上、細々とでも長く読み継がれるものにしたい。誰もが願うことだと思います。ご協力をお願いします。
 購入していただいた卒業生の皆さんには、本の現物、振込用紙とともに、挨拶文を添えています。以下はそこからの一部抜粋。
「このたびは、法政大学出版局からようやく出版されました、拙著『可能性の政治経済学−ハーシュマン研究序説』をお買い上げいただきありがとうございました。今日、こうしてお届けできることを大変うれしく思っています。
 知っている人は知っていたと思いますが、大学院修士論文のテーマとして以来、私は、長年A.O.ハーシュマンと格闘してまいりました。どの期でもゼミでは、いろいろな文献を読み、いろいろなテーマで研究してきましたが、その底流・背景には、いつも、今回の本で扱ったような問題意識がありました。本を読んでいただく場合(購入していただいたわけですから、ツン読ではなく、是非ご一読ください)、ゼミで勉強したことを思い出しながらページをめくっていただけると幸いです。本書は、専門家、研究者、同僚に読んでいただきたいのはもちろんですが、だれよりも、私のゼミで学んだ(学んでいる)人たちに目を通していただきたいと思っております。その本書をこうしてゼミ生のもとに届けられる。だから、うれしいのです。
 専門的研究者からすれば、内容的にもいろいろな批判が出てくるかもしれません。もう少し時間をかけた方がよかったのかもしれません。でも私としては、長年のテーマを、このあたりでいったんまとめておくことも必要と判断し、至らぬ点には目をつぶり思い切って出版を試みました。とりあえずひと区切りをつけることができ、ホッとした、というのが正直な気持ちです。いざまとめ上げてみると、『これも書けばよかった』『こう書けばよかった』と思うことしきりですけどね。」
 先週の土曜日、大学の仲間が新居を訪ねてくれました。楽しいひとときでした。K先生ご夫妻、N先生ご一家、T先生、H先生。お忙しいところお越しいただいたうえ、たくさんの新築祝いまでいただき、ありがとうございました。
 家を建て、本も出して、最近「おめでとう」と言われる機会が多くなりました。浮ついてちゃいかん、と自らを戒める一方、まあしばらくは浮ついていても許してもらえるかなとも思っています。ニヤついている矢野を見ても、「しゃあないな」と受け流してやってください。お仕事はちゃんとやりますので。
 
 




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