2004年 4月 2日(金)

新年度始まる

 高崎経済大学構内の桜も満開。高崎では今晩あたりが夜桜見物のピークでしょう。どの職場も新人を迎え、歓迎会を兼ねた酒盛りが城址公園で繰り広げられるはずです。そう、今日4月1日から2004年度の幕開けです。
 年度末はいつもバタバタしていますが、今年もアッという間に時間が過ぎてゆきました。年度末からの日々を簡単に振り返っておきます。
(1)謝恩会・卒業式
 今年は、11期生、男ばかり11名がゼミを巣立っていきました。「巣立つ」といっても、ゼミにおける2年間の勉強を終え、卒論を書き上げたという意味で、実際に卒業したのは7名、そのうち進路が決まっているのが5名といった状況です。のんびりしていて頑張りどころの「旬」をはずす人が多かったということでしょう。卒論の「まえがき」には次のように書きました。
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 「もう少し頑張れたはず。」ゼミ11期生の卒論を読み、指導し終えたあとの率直な感想である。持てる「能力」が特に劣っているわけではない。それぞれ良いものを持っていたはずである。だがしかし、「最初の一歩」があまりにも遅い。取り組みが遅すぎた。そして、日々の小さな一歩ずつがおろそかになった。「毎日の一歩」は、それだけを見れば地味で些細なものであり、その歩みも焦れったくなるほど「のろい」ものであろう。でも、それが3日、1週間、1ヶ月、2ヶ月と積み重なっていくと、積み上げられたものは凄まじく大きなものとなる。そして、「最後の一歩」が甘い。締め切りが守れない。誤字・脱字、文献表記ミス、出所の誤記・脱落、等々、最後の作業に臨む君たちの「わき」は非常に甘かった。「能力」が特に劣っているわけではないと書いたが、それは、天賦の才能にさしたる差はないという意味である。現実には、「最初の一歩」、「毎日の一歩」、「最後の一歩」をあわせたトータルな営み、つまり、その気になれば誰でも可能な一歩一歩を着実に積み上げられるということこそが「能力」の中身である。このことは忘れないほうがいい。実社会は矢野ゼミほど甘くはない。
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 「旬」のはずし方、「間」の悪さに呆れかえり、何度放り出したくなったか分かりません。それでも何とか思いとどまり、他の代と同じように、最後は卒業論文集『経済学研究年報』という形で締めくくれました。喜ばしいことです。
 そして彼らも他の代と同じように、謝恩会の席を設けてくれました。ありがたいことです。全員が集まり、いつものように語り合い、酒を酌み交わしました。10年後、今よりもずっといい男になった11期生たちと思い出話をするのが楽しみです。世の中の艱難辛苦は彼らを魅力的に磨き上げてくれるでしょう。
 記念品ありがとう。新居にでも飾ってくれということでしょうが、あんなに大きなものを飾るスペースなどありません。建築中のわが家は、ごくごく小さな家なのです。トラの刺繍の壁飾りは、研究室の壁に掲げさせてもらいます。脇の甘いゼミ生を睨みつけてもらいましょう。
 いつもと違い、前日が謝恩会だったため、卒業式当日はノン・アルコールとなりましたが、入れ替わり立ち替わり、ゼミ生が来てくれました。彼らの前途に幸多かれ。
(2)ポシビリズム研究会
 3月27日、ポシビリズム研究会の春季例会を行いました。お知らせしてあったように、今回は著者本人を招いての書評会という初めての試み。お忙しいなか、九州の西南学院大学から吾郷健二先生に来ていただき、先生の著書『グローバリゼーションと発展途上国』を輪読しました。メンバーからのいろいろな質問に先生が率直に応えていただいたおかげで、実り多い読書会になったと思います。遠くからわざわざお越しいただいた先生には本当に感謝したいと思います。幹事役の9期F君、それをサポートしてくれた7期M君、そしていつものことながら3期M君、ありがとうございました。
 今回は10期H君が初参加、同じく10期T君は懇親会から合流してくれました。研究会が始まる前には、身重の6期Yさんがわざわざ挨拶に来てくれました。研究会ではあるけれど、勉強するだけではなく、懐かしい人たちが集ってくれる。いいもんですね。あらためてそう思いました。
(3)発令式
 4月1日は、高崎市でも発令式。シティーギャラリー・コアホールにて市長から経済学科長の辞令を交付されました。前にも書いたように、教務全般の雑用係と心得、ボチボチやらせていただきます。早速いろいろな仕事が入ってきています。
(4)ウオーキングと花見
 午後は13期生4名と初のウオーキング。おとといのトレーニングの筋肉痛が残っている人もいて、ヒー、ヒー言いながらも、最後までついてきました。お疲れさん。その後、今日を逃しては今年の桜とはおさらば、ということで、12期生と13期生が花見をすることになりました。というか、私がそういうお膳立てをしました。きっかけなんて何でも構いません。酒飲みながら語ってください。語り合う場所が満開の桜の下なら、話もはずむことでしょう。卒業生からいただいたお酒がここでも活躍。彼らの語らいの潤滑油となってくれます。どんな語りになることか。午後6時頃スタート(かな?)。
 来週月曜からはゼミ春合宿です。新たなサイクルの始まりです。
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 本当は4月1日に書き込むつもりが、サーバーの調子がおかしかったようで書き込めませんでした。4月2日分として書き込んでおきます。
 




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