2005年 2月 7日(月)

NHK「人間講座」

 いやあ、忙しい。やらなきゃいけないことが次から次へとやってきます。「秘書」がほしいと初めて感じています。1月は、結局1回しか「研究室だより」を書けませんでした。いつの間にか、2月ですもんね。早すぎです。いろいろなことがありましたが、諸々の事柄はまた時間があるときにでも書き綴っていきます。1行日記、なんて感じの日があってもいいんじゃないかと思いますので、これからはそうしていきます。
 さて、今日は、ゼミ生、新ゼミ生、および卒業生へのインフォメーション。知っている人は知っていると思いますが、NHK教育テレビの「人間講座」です。2月・3月は、わがゼミにとって興味深い講師陣が登場です。月曜日が美輪明宏、火曜日が内橋克人です。どちらも8回の講義で、今週が第1回目。夜の10時25分から50分まで。1回の講義が25分。テキストはすでに販売されています。関心のある人は是非どうぞ。
 ゼミ卒業生には7期のOさん、Mさんはじめ、美輪明宏ファンが多かったと思います。ディナーショーとは違う美輪を堪能してください。12期S君には「国際政治やるなら、これ見なきゃダメでしょう」と言ってあります。新ゼミ生にも三島由紀夫経由の美輪明宏ファンがいました。長崎出身の「彼」は、「ハウルの動く城」にも登場していますが、非常に面白い人で、彼が出てくるトーク番組、特集は私も結構みています。ちょっと違った角度から「常識」を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
 内橋氏の方は、『共生の大地』の続編といった内容です。あの本を読んだゼミ生は多いはず。「経済」、そして「経済のとらえ方」がどこかおかしくなりつつあるのではないかと感じている人に、「経済にはこんな可能性もあるんだよ」ということを訴えかける内容になることでしょう。「世間」の見方は別として、彼は左翼だとか右翼だとかというところを越えたところにいます。もともと『匠の時代』で名をはせた彼。彼がいなければ、『プロジェクトX』なる番組も陽の目をみなかったかもしれません。年齢を重ねて、彼はなお輝きを増していますね。
 今、NHKへの批判が高まっています。高まって当然です。受信料の不払いも増えています。あのエビ様の顔を見せつけられれば、そして辞任したはずなのにまた「顧問」に据えるようなことをされれば、「世間」は納得しないでしょう。でも、NHKの存在意義は失われていないんじゃないでしょうか。民放じゃ無理な番組を数多く作っています。週末のスペシャルも興味深くみました。今回のNHKバッシングで恐いのは、これを機に権力によるコントロールが今以上に強まること。右翼政治家の顔がテレビに出てくるたび、チャンネルを回して、美輪明宏が出ていないか、確認してしまいます。勇ましいけど胡散臭い「国士」よりも、美と芸術に生きる姿に強さを感じます。




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