| 2004年 4月 2日(金) |
あほたれオッサン団のライヴに行く
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心配していた雨も上がり、まずまずのお天気。今夜は新装NOONさんで友人のライヴがあるのでそれまでに少し作業と、5/14のフライヤー制作の事を進めていた。
時間とは早いもので、もう気付けば外は真っ暗!晩御飯を食べてNOON(ex:club Dawn)さんへ向かった。その目的のイベントは「atmosphere」の2周年企画で、主催されているのはNOONさんのスタッフのお方。お目当てのバンドは「あほたれオッサン団」(面白いネーミング!)。PORTのお二人と小西健司さまのトリオからなるもの。日記では初めて書かせて頂くのだけれど、実は小西さまとはお友達。個人的にもVELVET MOONとしてもとてもお世話になっている。yamatenは前回もライヴに行っていて「かっこええで〜!」と嬉しそうにお話してくれたので、行けずにとても悔しい思いをしたものだった。なので、今夜は絶対!とyamatenと松川さまと3人で向かった。車を降りた瞬間!zoeさまとバッチリ!の合流。本当に待ち合わせたかの様だった。そして4人で中に入った。スタッフの方々にご挨拶したりして、会場内を再確認。5/14の10周年イベントの時の各設置場所などをzoeさま達と相談しながら、もうすぐ始まる「あほたれオッサン団」のライヴが待ち遠しかった。
軽くお酒でも飲もう〜と、スタッフの方に「牛乳入りの甘いのが希望です」とお伝えして(メニューが以前よりとても増えていてさっぱり分からなかった)、イチゴ味のリキュール配合の何とか?というものを作って頂いた。とても甘くて美味しかった。そして、入り口辺りにいるとMINEさまの到着!先月のボウイ様のライヴ以来の再会。少し前なのに暫く振りに感じてしまう...。そして、4/27の「sub-culture」のお話もしなくてはいけないのに、お二人は5/14のVELVET10周年の事ばかりお話して下さるのだった。どちらも私達のイベントだけれど♪
ざわざわっとしたので、「始まるのだな!」とそのお酒をグイッと多めに飲み前の方に行った。皆様長いキャリアをお持ちなので何かそのお姿だけで凄い存在感が漂っていた。ドラムの方はあまりよくお姿が見えなかったけれど、ベースとキーボードの小西さま、ギターのBOYOYONさまが確かに居た!演奏された曲目は分からないのだけれど、この「あほたれオッサン団」達は凄かった!何がという専門家的な表現は出来ないけれど私の身体は熱くなった。身体と頭と心で聴き入った...当初はかなり頭で聴いていた様な気がする。でも、いつの間にかリズムを取り勝手に身体が動いていた。「踊ろう!」という感覚ではない。これぞ音楽の喜びなり!という事だろうか。
2月末からの引越。まだまだこれからも大変だけれど、そんな中3/11はボウイの大阪公演へ行った。あの日以来、実は未だにボウイの音楽は聴いていない...何故か聴いていない。私のみならず、周りの友人達の多くが未だにその後遺症を引きずっているのだ...各自なりに。勿論感動しての上なのでとても言葉では表現出来ないものが各自に投げ掛かった。私はバタバタと慌ただしい日々でボウイ後は暫く腑抜け状態、ここ最近やっと作業をしながらも音楽を聴いている始末。もっと聴かなくてはいけないお仕事なのに...。そして、特に最近はメロディ重視な作品をまったりと聴いていたのだけれど、久々の「カツ!」を入れられたライブがこの日の「あほたれオッサン団」の音だった。私はこの様な繰り返しで今まで来ている。美しいメロディやポップソングも大好きだけれど、それだけでは何かがツマラナイのだ。何かリズムとビートを欲する自分が居る。それらのバランスを保つかの様にNEW WAVEとプログレを平行して聴いていた。例えば、このPORTは以前はネオアコ的なサウンドだったというそのイメージからずっと違った表現を今はされている。私もアコースティックな音楽を聴きながらも、BAUHAUSもD.A.F.も必要だったし、その昔のクリムゾンやピンク・フロイド....と言った大物バンドもひっそり聴いていた。クラフトワークは堂々と好きだ!と言えたのだけれど...何かそんな風潮の80年代だったのだ、私には。その頃、ニール・ヤングやツェッペリンに辿り着いた時期でもあった。しかし、表向きはあくまでNEW WAVEっ娘だった。へんてこりんな髪型やファッションをも楽しんでいた、今から思うと恥かしくなる髪型を自分でチョキチョキと切っては失敗して泣いたりしていた変な時代。まだ、親の臑齧りでバイト代は全てレコードやお洋服に費やしていた、いわゆるバブルな時代の子供...これぞ、あほたれ!って感じも...。
この日のライブを聴きながら、久しぶりに聴きたくなった音楽が在ったというか想い出された。それはヘンリー・カウ。そして、ディス・ヒート。そして、ブラック・サバスだった。何故かは分からないけれど私の中にその様な少し忘れていた好きな音楽達が蘇ったのだろう。普段フレンチポップスやシャンソンをよく聴いている私も確かに私。ところがこれらの音も必ず蘇生する。とても楽しい。音楽は理屈ではない!という事もボウイ後遺症完治しない中、まざまざと見せつけられた気もした。音楽の力を感じた素晴らしいライヴだったのだ。ヘンリー・カウやスラップ・ハッピー、カンや各コニー・プランクもの、ブリジット・フォンテーヌやジャック・イジュランの風変わりな音楽達は、当時から私の中ではいわゆるNEW WAVE達の音楽と同化して行き、今でもこうして私の中で蘇生するものなのだ、きっと。私の好きなボーカリストは沢山世界中に居て、まだまだ知らないボーカリストを求めている。でも、ドラムの好きな音は?と聞かれると「ロバート・ワイアット、クリス・カトラー、チャールズ・ヘイワード、ヤキ・リーヴェツァイト」となる。何かこの方々の共通するドラムの音が大好きなのだ。決してポップではない、これらのリズムと音色が今でも最も好きなドラムの音。
ライヴ後は暫くして、スタッフの皆様や小西さま達にご挨拶して帰宅した。帰りは松川さまに送って頂いたのだけど彼のお車に乗せている幾種類ものカセット・テープ。その中から彼は「KISS」(A LIVEかな?)を流しながらの道中だった。彼もとてもライブに感動されていた。お洒落な音楽もギターポップもお好きだけれどKISSの懐かしい音楽が流れて楽しかった。私はもう少しハードな音色が聴きたくなっていたのだけれど、彼なりに聴きたくなった音楽があったのだろう...。
嗚呼!これだから音楽は最高なのだと思えた素敵な夜だった★5/14の小西健司ユニットUnrecovered Smile Addictもとても今から楽しみ!
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