| 2003年 7月 30日(水) |
不思議な光景
『キシュ島の物語』という映画(ビデオ)を観た。
もともとはキシュ島という場所を多くの人に知ってもらおうと
作られたものが、口コミで広がって映画祭にまで出てしまった、
という短編3話のオムニバスだ。
私が特に気に入ったのは3つめの話だ。
老人がドアだけを背負って歩き、その娘が黒い仔ヤギを連れ、
仔ヤギは連れて行かれるのが嫌そうに後ずさりしている。
なぜ老人がドアを背負って歩いているのか、それは
物語を追う中で明らかになるが、エメラルドグリーンの
美しい海を背景に、ドアを背負った老人の姿は何と言うか・・
不思議でもあるし、ユーモラスでもあるのだ。
波乱万丈な展開があるわけではないが、
南国の美しい風景の中を静かに物語が進むような作品だった。
あの真っ青な空と緑色の透明な海にまた逢いたくなりそうだ。
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