| 2004年 1月 30日(金) |
91歳の女子学生
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●最近目にした本の中に、こんな話がありました。それは、犬飼道子さんが45歳の時にもう一度勉強をするためにハーヴァード大学の研究室に行かれたそうです。これだけでもすごいなとおもわれるのですが、なんとそこに91歳の女性が入学してこられたというのです。この女性は普通の家庭の主婦で、家事をしながら考えるように努力したところ40歳を過ぎてから思考が柔軟になり、その後脳については若くなる一方だったそうです。そしてもう一度勉強するつもりで入学し、都市構造に関する論文を書いておられたということです。そして彼女の記憶力は確かで、若い学生に負けることなく自信にみちていたそうです。
●よく一般に、身体的な機能は30歳を過ぎるころから徐々に衰え、脳細胞も減少していく一方だと言われますが、それだけ聞くと、歳をとるということは今まであった脳力がただ少なくなってしまうようで、それまでに能力を発揮してきたと思えない私などは、ただ暗い気持ちになってしまうだけです。
●しかし人間の脳細胞の数は、約400億位で、そのほとんどが胎児のあいだに完成し、実際に使っているのは100億程度で、残りの300億の脳細胞は眠ったままになっているということを知らされると、この暗い気持に光を見出すことが出来るのではないでしょうか。つまりを自分の中にある4分の3の地が未開発のまま残されているということです。そこには、金があるかも知れませんし、ダイヤモンドが隠されているかも知れないのです。金があるか、ダイヤがあるかは、実際に汗を流して掘ってみなければわかりません。事実最近のいくつかの研究で、精神的な機能は、必ずしも身体的機能に比例して衰えるわけではないことが分かっています。むしろ、中高年期から老年期にかけては、それまでの経験や知識の蓄積によって、精神的には円熟していくそうです。歳をとることを、老化すると考えるか、円熟に向かって階段を上るように歳を重ねていると考えるかは、自分しだいです。
★兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。(聖書/ピリピ3:13、14)