2004年 11月 19日(金)

信仰と笑い

●興味深い記事がありました。イスラエルの新聞『ハアレツ』の一昨日11月17日(水)の記事です。
「テロの救援活動に当たっている正統派組織ザカのメンバーは、トラウマ症候群を起こしにくいことが判明。信仰があり、冗談で緊張を解消しているためだと、関係者は分析している。」
●私たちは、日常的に「トラウマ」という言葉を使いますが、「外傷、外傷性神経症、精神的外傷、精神に持続的な障害を与えること」です。そして「トラウマ症候群」とは、過去に受けた心の傷が慢性化して、生きていくことに困難を覚える病気です。特に戦争や事件に巻き込まれた人が、耐え難い精神的な苦痛を体験した後に、自分の心や体を正常にコントロール出来ない状態になります。第一次大戦、第二次大戦、そしてベトナム戦争と続く戦争の中で研究が進みました。特に戦場での兵士は、いつ殺されるかも知れないという恐怖の中で、神経障害を起こす兵士がいます。第一次世界大戦やアメリカのベトナム戦争の時には、このような兵士が続出しました。未だにベトナム帰還兵の中には、精神障害を持って生活している人々がいます。
●このような緊張感からくる神経を安定させるのが「信仰と冗談」であるとこの記事は述べています。「信仰」と「笑い」と言ったほうがいいのでしょうか。「信仰」は、唯一の神に自分の生き方全部を委ねることですから、神が自分を守ってくれると信じれること、またたとい自分が死ぬようなことになっても、天国で過ごすことができると信じれるならば、イスラエルのようないつテロに会うか分からないような所では、死に直面する恐怖と緊張感から解放されることでしょう。また「笑い」は、精神が解放されている時に生まれるものですから、これも精神障害に陥らない秘訣なのですね。ところであなたは、最近、お腹が痛くなるほど笑ったことがありますか?