2004年 12月 21日(火)

冬至

●今日は、冬至(とうじ)です。地球は太陽の周りを回っていますが、地上から見ると太陽が移動しているように見えます。この太陽が空を通るように見える道のことを「黄道(おうどう)」といい、太陽が黄道の最も低い位置にきた時が冬至です。 そこが1年中で最も昼が短くなる日で、逆にこの日を境に、また日が長くなっていきます。農業や太陽の恵みを多く感じて生活をしている人々にとっては、冬至は太陽が蘇る誕生日、またこれを1年の始まりと考えて、お祝いをする民族は多くいました。クリスマスが、「義の太陽」であるイエス・キリストの降誕を祝う日として、冬至の祭りと関係があるのもこのためです。
●日本でも、冬至が太陽の力が再び回復する日として、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入るといいと言われています。かぼちゃについては、この日が1年の終わりであり、「ん」のつく食べ物を食べると幸運が得られる考え、「れんこん」「きんかん」「ぎんなん」「にんじん」そして「なんきん(かぼちゃ)」を食べることによって、次の日から新しい太陽のパワーを受けるというのです。そのことと、中国の黄色は邪気をはらうという考えから、特に黄色の食べ物である「南瓜(かぼちゃ)」が注目されたのでしょう。また柚子(ゆず)も黄色で、また太陽の象徴とも見られ、寒い時期の健康管理に柚子湯に入ることが考えられたようです。ある人は、冬至の読みは「とうじ」で、湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけているといいます。更に「柚子(ゆず)」も「融通(ゆうずう)が利(き)きますように」という願いが込められているといいます。こうなると、どうでも自分の都合がよいように考えればいいということになりますが、この時期取れる作物を食べ、また利用して健康を保つという昔の人の知恵が含まれているのは確かです。しかし、聖書にある
「天の父(神様)は、悪人にも善人にも太陽の光を注ぎ、正しい人にも正しくない人にもわけ隔てなく雨を降らせてくださいます。」(マタイの福音書5:45)
という、太陽を創り、変わりなく運行させてくださっている神様を思うことが、本当の知恵を持つことになるのではないでしょうか。