2004年 3月 9日(火)

青年よ、熟年よ、老年よ

●右の写真は、札幌観光に来られた方が必ずといっていいほど立ち寄る羊ヶ丘展望台にあるクラーク像です。羊ヶ丘シオン教会も羊ヶ丘という名前のとおり、この展望台の近くにあります。
●今日は、このW.S.クラークが亡くなった日です。クラークは、アメリカのマサチューセッツ州生まれで、1876年マサチューセッツ州立農科大学学長となり、同年(明治9年)北海道開拓使に招かれ来日し、札幌農学校(現在の北海道大学)の初代教頭として迎えられました。彼の滞在はわずか8ヶ月でしたが、キリスト教精神に基づいた教育をし、学生たちに深い感化を与えました。内村鑑三、新渡戸稲造等は、彼が残した教えの影響を受けた人たちです。
●彼がその任を終えて帰国する時に、見送りに来た学生たちに語った言葉である『Boys be ambitious!(少年よ大志を抱け!)』は有名です。しかしこれは単なる野望的な大志を持つことを意味するのではなく、「Boys be ambitious by Christ!(青年よ、キリストを信じる信仰による大志を抱け)」と語ったのだといわれています。私は札幌の空が大好きですが、真に純粋で自由な思いから来る志は、この大空をも創造された神によって更に広がっていきます。キリストにあるならば、青年のみならず熟年も老年も大志を抱くことが出来るのです。なぜなら人間の存在は、肉体の死で終わってしまうものではなく、永遠だからです。
●ちなみに大通り公園の近くにある時計台は、当時の札幌農学校の建物で、また北海道大学構内には、クラークの胸像があります。