2004年 5月 11日(火)

桜吹雪

●出張中の出来事です。朝、教会に行こうと車の所に行くと、私の車のシルバー色の車体が、なんとピンクに変わっているではありませんか。桜の木の下に駐車していたので、前日の雨で濡れた車体に、桜の花びらがびっしりと張り付いているのです。払い落とす時間もなかったので、フロントガラスの花びらだけをワイパーで払いのけると、そのまま出発しました。ちょっと恥ずかしい気もしましたが、走っていると、渇いた花びらだけが、車の後方に飛んでゆき、まるで《春を撒く男》という感じで、恥ずかしさも忘れてちょっといい気分になりました。
●教会の駐車場に停めて、会堂に入ると、後から来たMさんが、「先生の車、桜の花びらできれいですね」と声を掛けてくれました。するとそばにいたSさんが「なになに? 『桜吹雪が目に入らぬか!』って走ってきたのかい。」と言うので、私も調子をあわせて「『控え!控え!』と言ってね」と言いました。でも考えてみると、《春を撒く男》と《遠山の金さん》とでは、ずいぶんイメージが違います。
●どうやらこの日が桜の最後だったようで、市内の桜の名所の近くを通りましたが、すっかり花も落ちていました。帰り北に向かって車を走らせていると、まだ桜の満開の状態が見られ、なるほど《桜前線》ということばは適切な表現だなと思いました。札幌では、あと少し桜を楽しめそうです。