| 2004年 5月 19日(水) |
自然の力
![]()
●今日は、午前6時から車で4時間程離れた町に所用で出かけました。空は晴れていて雲がぽかりと浮かび、気持ちのよいドライブ日和でした。街の雑踏を抜けると、山間の道に入りました。道の両側の木々はやわらかい葉を出し始めた頃で、こんなにも段階があるのかと驚くほど様々な黄緑色が、重なり合っています。近くの山全体が淡いライトグリーンに染まっているパステル調の景色の中を走るのは、まことに爽快です。その風景の中に、時折山桜のピンク色がほんのりと色を添え、まさに空気までが春らしい香りを漂わせています。
●しばらく走っていると、突然濃い緑の木々の間の奇妙な空間が出現しました。それが右上の写真ですが、白い幹の木が、逆J形よりも逆U字形に近い形で曲がっているのです。背の高いはずの白樺のこずえが、下を向いているのです。一瞬なぜこのようになった分りませんでした。考えるに、たぶん今年の冬に大雪があったので、その重さに耐え切れずに曲がったのでしょう。しかし一度に多量の雪が降ったのであれば、枝や幹が折れたのでしょうが、少しずつ降り積もっていったようです。そして次第に重さに耐えられず、幹が曲がってしまったものと思われます。ふわりと空から降ってくる雪も、積もると相当な重さになるのですね。
●ほんの2,3週間前の枯れているかのように空に向かって突き出された枝が、今は芽や葉をつけはじめている木の生命力の力強さと、一見軽そうな雪が、太い白樺の幹を曲げるという自然の力の大きさに驚きを感じました。