| 2004年 5月 31日(月) |
ハイドン
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●今日は、オーストリアの作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが77歳でこの世を去った日です。モーツァルトの友人で、あのベートーヴェンの師であったハイドンですが、私の小中学校時代には、音楽室の壁にバッハ、ヘンデルなどと並んで、かつらをかぶった肖像画が飾られていたのを思い出します。ではハイドンが作曲した曲を覚えている?と訊かれると、バッハ、ヘンデルあたりとごっちゃになってしまいますが、そのような中で思い出すのは、「あの途中でびっくりするやつ・・・」です。「びっくりするやつ」つまり交響曲第94番ト長調「驚愕」です。レコード鑑賞という時間に、音楽の先生が、「この曲は、当時、宮廷の音楽会で、途中で眠ってしまったり、隣りの人とお喋りをしている人たちがいたので、彼はそのような人を驚かせるために・・・・」という解説された曲です。先生が最初から説明するものだから、我々は、いつ大きい音がするのだろうかと、ドキドキしながら聴いていたのを思い出します。この曲が最初に演奏された時に、豪華な宮廷の一室で突然に大音響がして、うつらうつらしていた貴婦人が椅子から転げ落ち、男性もびっくりしてかつらを落とした場面もあったのではないかと思うと(ないか?)、ハイドンはなかなかの茶目っ気ある人だと親近感が湧いてきます。しかしハイドンが現代にいたら、音楽会で携帯電話の電源を切らない人が流す他人の音楽に対抗するためには、彼はどのような曲を作るでしょうか。これは難問です。私も一つ、「驚愕」する説教や講義をやってみようか。
●ハイドンは、ミサ曲も多く作っていますが、当時としては陽性で明るすぎると批判されたそうです。まあ今でも、教会で手をたたく賛美やギターやドラムを加わえた賛美には、「こんなのは、神様を賛美する曲ではない」と言う人もいますから、ハイドンもそのように言われたのでしょうか。それに対して彼は、「私は、神様のことを考えると心は喜びに溢れるのです。だから神様のために作る音楽も同じように喜びに溢れてしまうのです。」と語っています。彼の心の中に、復活したキリストのいのちが溢れていたのですね。クリスチャンは、復活のいのちをいただいていますから、暗い顔はふさわしくありません。敬虔さと暗さは、同じものではありません。
●彼が作曲した交響曲には上記の第94番「驚愕」のほかに、第100番「軍隊」、第101番「時計」、第103番「太鼓連打」、第104番「ロンドン」などがあります。またオラトリオ「天地創造」と「四季」、そしてオーストリア国歌そして現在のドイツ国歌となった「皇帝賛歌(神よ、皇帝フランツを守りたまえ)」等があります。この文章だけでは、まだハイドンの曲を思い出せないという方は、下記のホームページを開いてみてください。彼の「セレナード」や「アンダンテ」を聴くことが出来ます。
http://www.fuji.sakura.ne.jp/~makiron/midi/hydn.html
http://home.g01.itscom.net/midi/bach.html