2004年 7月 2日(金)

ヘルマン・ヘッセ

●今日は、ドイツの小説家であり詩人でもあったヘルマン・ヘッセの誕生日です。彼は、牧師の家庭に生まれました。その影響もあって彼は、神学校に入りますが、結局は牧師の道へは歩みませんでした。その後、精神的に不安定な状況に陥りましたが回復し、本屋で働きながら文筆活動に励むようになりました。当初は、詩作を、その後、小説を書きはじめました。自伝的小説ともういうべき「車輪の下」、そして「デミアン」等の作品で知られています。1946年には、ノーベル賞を受賞しています。
●彼の『幸福』という下のような詩があります。
誰でも幸福でありたいと願います。お金・地位・名誉・・・何を得たら人は幸福になれるでしょうか。心の平安、慰め、それを与えるのは誰でしょうか。
キリストは、言われました。「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイ11:28 )
 
 君が幸福を追求しているかぎり
 君は幸福者であり得るまでには熟していない
 
 たとえすべてのもっと愛すべきものを
 君が持っているとしても 
 君が失った物のことでなげいたり
 目的をいただいたり
 せかせかしているかぎり
 君にはまだ心の平和のなんであるかは解らない

 君があらゆる望みを捨て
 もはや目的も要求も知らず
 幸福のことなど口にしなくなった時
 その時初めて事件の波は
 もう君に届かなくなり
 君の魂が初めて憩う