| 2004年 7月 3日(土) |
蜘蛛と蟹
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●今、妻を駅に送っていこうと車に乗ったら、ハンドルと座席の間に、1本の細い蜘蛛の糸がかかっていました。妻が、「なぜ?」と言うので、「ああ、1ヶ月以上前から、住み込んでいるよ」と言いました。身長5ミリ位のやや赤みがかったヤツで、過日、天井からスーと下がってきたので、窓を開けて逃がしてやろうと思ったのですが、本人が嫌だといって座席の下にもぐりこんでしまったので、そのままになっているのです。「1ヶ月も、何を食べて生きているのだろうね。」とまたまた妻が難問を出してきました。そんなこと分るか、蜘蛛に訊いてくれ。
●蜘蛛といえば思い出したのですが、この前「東京の熱海」に行った時、私は東海道線の座席に座っていました。私の斜め横に黒っぽいスーツの男性が立っていました。見ると彼の肩から、3ミリ位の蜘蛛が糸をたらしてロック・クライミングをしているのです。10センチくらい登っては、また降りてくる。そしてまた登る。・・・「蜘蛛ですよ」と払ってやろうと思ったのですが、すぐそばに女性も立っています。下手に払った先が女性だったら、悲鳴を上げられて当然憎まれるのは私。どうしようかと悩んでいるうちに、蜘蛛も男性の肩にのぼり、背面に消えていきました。私の視線から消えたものは、なかったことと、私も本の続きを読むことにしました。そのうちに男性も電車から降りていきました。蜘蛛よ。他の人に見つかる前に、適当な所で彼の肩から降りろよ。
●自分の車の中に住み込ませていても、蜘蛛については、私は虫の仲間ではあまり好きになれない種類の1つです。現在人気のヒーロー「スパイダーマン」。あれもカタカナだとカッコイイけれど、漢字だと「蜘蛛男」。なんとなく気味悪い感じがします。しかもカニが、分類学上クモと同じ仲間といいますからこれはいけません。ですからカニを食べることは大好きなのですが、まずを食べる前に私の思いの中で戦いがあります。以前、世界紀行の番組で、タランチュラのような太った蜘蛛を、火の中で焼いて食べている場面を見てから、カニの肉も蜘蛛の肉も同じ感触なのかな想像して、いやカニは絶対蜘蛛の仲間ではないと打ち消すという儀式があってから、食べ始めるのです。そういえばカニを食べたいな。蜘蛛じゃないぞ。