2005年 1月 17日(月)

●三浦綾子さんは、著書『明日のあなたへ』で次のように書いています。
「聖書は、<愛を追い求めよ>と私たちに勧める。ということは、真の愛は、本来人間にはないということでもあろう。小さい時から、お菓子が2つ目の前にあれば、少しでも大きなほうを取るのがふつうである。幼い子供が『ぼくは小さいほうでいいよ』とは言わない。が、成長するに従って、小さなほうを取ることを覚えていく。それは、大人のすることを見て学ぶのだ。愛は自然に湧くのではなく、学ぶことによって得られるのだ。むろん、生来優しい傾向の人間はいる。だが、一度も愛そうとする意志を持たずに、どうして人に優しくすることができるだろう。愛は意志なのだ。」
●昨日に続いて《愛》のテーマですが、愛は人間が生まれつきには持っていないものだとするならば、それはちょっとショックです。しかも愛は、愛するという意志を持った時から生まれてくるとしたら、私たちは真剣にそれについて考えなければならないでしょう。私も昨日の礼拝で話していながら、話の途中でつい涙が出そうになりました。特に何かの問題があったというわけではありませんが、私は愛の足らない者だということを心に感じたからです。私にも今、他の人に与える愛が必要です。