2005年 1月 21日(金)

地球のクシャミ

●今朝の朝日新聞の記事から。「ニューヨークタイムスなどの2004年の世論調査」によると、【人類誕生に、神がどのようにかかわっているか?についての米国人の見解】。その結果神が創造した 55% 神が関与した 27% 進化した 13% 分からない 5%ということでした。「神が創造した」と「神が関与した」というのは、神の存在を認める考えですが、それらを合わせると82%です。それに対して「進化した」は、いわば神はいないという視点からの考えですが、それは13%です。賛成した人の数によって、どちらが正しいと決定できるわけではありませんが、まだまだアメリカでは、聖書を土台とした考えが多いといえます。もし同じ内容の調査をしたら、日本ではどのような結果が出るでしょうか。
●また13日付の英科学誌ネイチャーに発表された、中国で小型恐竜の子を食べたとみられる原始的な哺乳類の化石が発見されたことも興味深いニュースです。なぜなら恐竜がいた時代は、哺乳類はネズミ位の大きさで、恐竜を食べることなんかないと考えられていたからです。更に20日付の同じネイチャー誌には、現在のカモやガンに直接つながる鳥類が恐竜と同じ時代に生息していたと発表されました。これも絶滅していないとされていたからです。またある本によると、人間の足跡と恐竜の足跡が同時に残されている場所の写真や、人間の履物に踏み潰された三葉虫の化石の写真もあります。以前に正しいとされていた考えが、新しい発見によって変えられてきています。
●更にこの度のスマトラ沖の地震によって、地球の自転速度が増して1日の長さが100万分の2.68秒ほど短くなり、地軸が2.5センチほど東に移動したそうです。またこの時の地震波は、地球を少なくとも5周しているといいます。勿論これらの数値がどれほどのことを意味しているのかは、私には専門的なことでよくは分かりませんが、前述のカモやガンにあたる鳥類の化石が南極で発見されたということは、南極はかつて動植物が住む場所であったということであり、化石となった生物は、瞬間的な地殻変動によって、瞬時に土の下に埋められたということを意味しています。そうでなければ、動植物が死んで空気に触れているならば、次第に腐敗して原形をとどめないからです。スマトラ沖地震のような地球にとっては、ほんの軽いクシャミのような現象であっても、地球全体を瞬時に変えることになるとすれば、もっと大きな地殻変動が起こった時には、かつて生命が豊かにあった場所は南極のようになり、また凍結したマンモスが今も発見されるシベリアのようになるのです。なんと地球は大きく、その上に生きている人間は小さいのでしょうか。そこで人間が生きていくために、自分一人の力に頼って生きていくか、神の存在を信じて生きていくかは各自の選択によりますが、人間の死後も考えた時には、その結果には大きな違いが出てくることでしょう。