2005年 10月 19日(水)

健康であるために

●ある医者の話を聴き、ああなるほどこのような考え方もあるのだと思いました。それは、人間は生きて活動するためには、栄養やエネルギーを外部から取り入れなければなりませんが、ただ溜め込むだけでは不健康になります。肉体的にも精神的にも健康であるためには、内にある栄養やエネルギーを放出していなければならないというのです。つまり肥満体は、栄養を溜め込んだ体であり、不健康な体です。健康体になるためには、運動によって栄養をエネルギーとして対外に放出しなければなりません。
●また私たちは、人間関係でトラブルがあることを好みませんが、だからといって人と会わないということは、エネルギーが溜まって精神的に不健康な状態になります。他人と会うことは一種の緊張感を伴いますが、特にその中に自分が好まない人物が居るときは、普通の時よりも多くのエネルギーを使うことになります。しかしそのようなエネルギーの放出こそ、精神的な健康を保つことができるというのです。
●私がなるほどと思ったのは、肉体に苦しみが生じること、精神的な摩擦があること、神経を使うこと等は、避けて通りたいことですが、しかしそのような場面でこそ、エネルギーの消費がなされます。エネルギーは、放出し注入され、また放出するという流れがあることによって、肉体と精神は生き生きとしてくるようです。ですから、一瞬嫌に感じることも、私たちに健康を保たせ成長を促す要因となっていることを考える時に、安易に問題を避けて通ることは、自分自身を弱くしていることになります。ヤコブは次のように言っています。
◆「私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります。」(ヤコブ1:2-4)