2005年 11月 30日(水)

父親ヨセフ

◆クリスマスの中心は、勿論イエス様ですが、聖書の中の人物で、この時期に扱われる事が多いのは、第一に母親のマリヤであり、次いで羊飼いでしょう。しかしこれらの人たちに比べるならば、ヨセフについては取り上げられることは、少ないのではないでしょうか。
◆イエス様ご自身の誕生に関しては確かに「その胎に宿っているもの(イエス・キリスト)は、聖霊によるのです」(マタイ1:20) から、ヨセフは、イエス様を育てた父親ですが普通の結婚によって生まれた子供の父親ではありませんでした。しかしヨセフは、神の御子イエス様によって人類を救うという神の偉大なご計画の中にあって、とても重要な役割を果しています。
◆たとえば、婚約期間に身ごもっていたマリヤを、彼が結婚によって受け入れなかったとするならば、マリヤは、人々の石打ちによって殺されていたでしょう。また住民登録をするために、マリヤが一人で旅をしなければならなかったとするならば、それはとても危険で、また無理であったことでしょう。更にイエス様が誕生してからすぐに、ヘロデ王は、2歳以下の男の子を殺そうとしましたから、彼女とイエス様はエジプトに逃れることができたでしょうか。これらは、勿論神の守りの中で導かれましたが、父親であるヨセフは、その導きを忠実に実行しました。