| 2005年 11月 9日(水) |
野口英世
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●野口英世が、クリスチャンであったことをご存知ですか。恥ずかしながら、私はそのことを知りませんでした。彼は若い時に、医者になる準備もあり、語学を学ぶために、会津のカトリック教会に通っていました。そして1895年4月7日に、若松栄教会で洗礼を受けています。今日は、その野口英世(1876年11月9日〜1928年5月21日)が生まれた日です。
●私が福島県耶麻郡猪苗代町にある彼の生家を訪れたのは、かなり前のことでしたが、その時も彼が洗礼を受けていたことを知りませんでした。彼は、貧しい農家に生まれ、幼い時に左手に火傷を負い、そのためにいじめに会いましたが、負けじと勉学に励み、黄熱病や梅毒等の研究で知られる医学者となったという映画も、小学校の頃に観た記憶があります。ただ最近テレビで、彼は、借金をしばしば踏み倒したり、結婚詐欺まがいのことをした等という内容が紹介されて、そんな彼がどうして千円札の肖像になるんだろうかと思っていましたら、なおさら洗礼を受けるイメージには結びつかなかったのかもしれません。
●しかしある資料によると、学問的な業績に関しても、誤解を受けた悲劇の科学者であり、彼ほど有名でありながら誤解されている人物はいないとも書かれていました。野口英世がどのような人物であったのか、正しく評価できる人は誰もいないと思いますが、彼が生家の柱に彫った「志を得ざれば再びこの地を踏まず」の文字と、母親が彼に早く帰ってきてほしいと訴えた手紙は、彼の人間性の弱さを覆う感動を与えます。