2005年 3月 9日(水)

神はいなかった?

●「地球は青かった」という有名な言葉を残した旧ソ連の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリン(1934〜1968)は、71年前の今日生まれました。彼が乗った人工衛星「ボストーク一号」は、1961年4月12日に、ロケットによって打ち上げられました。ソ連がアメリカより先に、有人宇宙飛行を実現したのです。
●彼の「地球は青かった」という言葉は、地球周回中に語ったものではなく、過去形で示されているように、地球生還後に、彼の手記の中で書かれたものです。また彼は、「宇宙に行ったが、どこを見回しても神はいなかった」とも言っています。彼は、神の存在を否定する共産主義思想の中にいた人ですから、宇宙に最初に行った人間として、神を認めなくても、人間にはこれだけ大きなことが出来るのだと言いたかったのかもしれません。しかし彼が地球を離れたのは、遠い所でもわずか327キロメートルの距離だったのです。これは直線距離で、せいぜい北海道の宗谷岬(稚内)から襟裳岬(日高)までの距離を、地球から離れただけだったのです。神は、宇宙を創造された方です。彼は、神を見ることは出来なかったかもしれませんが、神は彼を見ておられました。彼は、その後大佐になり、1968年3月27日自らが操縦したミグ15戦闘機で墜落し、亡くなりました。