2005年 7月 9日(土)

●今日は、17世紀のドイツの司祭で詩人のアンゲルス・シレジウス(1624〜1677)が、天に召された日です。
彼の詩は、そのほとんどが二行詩で書かれており、瞑想を通して神との深い交わりにある状態を美しく簡潔なことばで表現しています。

「キリストがベツレヘムに生まれ給うこと千度に及ぶとも、汝が心の中に生まれ給わずば汝捨てられてあり。」

「人よ、楽園はまずあなたの中に存在していなければ、決してそこに行きつくことはない。このことをしっかり心にとめよ。」

「薔薇はなぜという理由なしに咲いている。薔薇はただ咲くべく咲いている。薔薇は自分自身を気にしない、ひとが見ているかどうかも問題にしない。」

「人よ、本質的なものとなれ。なぜなら、世界が消滅するとき偶然は滅び、本質的なものだけが生き続けるからだ。」

「中心点におのれを置きなさい。そうすれば現在も未来も、地上と天国に起こるすべてを、同時にあなたは見る。」

「さあ、明けの明星を呼びに行きなさい。夜が明けてこそ、初めて、何が美しく何が美しくないかが正しく見えるのだ。」

「足ることを知っている者はすべてを持っているのだ。欲深く多くを求める者は、どんなに多くのものを得ても、まだまだ足りないと思うのである。」