| 2005年 8月 1日(月) |
残すもの
![]()
●「ああ、愚かな人間よ、ノアの洪水はまだ退いてはおらぬ、優に世界の3分の2をまだ覆っているではないか」と書いたアメリカの小説家であり詩人であるハーマン・メルビルが、1819年の今日誕生しました。メルビルというと、私などは、「モービー・ディック (白鯨) 」ぐらいしか思い出せませんが、彼は多くの海洋小説を書いています。彼は若い時から、商船、捕鯨船、軍艦の乗組員として、陸よりも広い海の上で生活をおくりました。その間、南海の島で食人種といわれる人たちに捕まったり、船上での反乱に加わるなど、まさに冒険活劇のような体験をしました。その後、彼は、その経験をもとに、他の海洋小説と共に、「モービー・ディック (白鯨) 」を世に送りました。しかし彼の作品は、当時はまったく受入れられず、生前にはその真価を認められることはなかったそうです。でも今日、「白鯨」は世界十大小説の一つに入るといわれますから、人物あるいはその人の作品に対する評価というものは分からないものです。あなたが残すものを、今からチェックしておきましょう。