2006年 10月 28日(土)

自由の女神は、なに人?

●アメリカ合衆国のシンボルといったら何でしょうか。かつては、9・11で倒壊したツインタワーを挙げる人もいたでしょうが、今は、自由の女神像でしょうか。もしでもアメリカ合衆国をキリスト教国と考えるならば、自由の女神像はシンボルとしてふさわしくありません。まあいろいろな宗教や思想を持った人たちの集まっている国が、アメリカだと考えるべきでしょう。
●アメリカ合衆国に贈られた自由の女神像は、フランス国民の募金によって造られ、1886年の今日、10月28日、ニューヨークのリバティ島に完成しました。フランス革命は、1789年に起こっていますが、アメリカの独立戦争は、それより前の1775年に起こっています。そのため、革命の先輩であったアメリカの建国100年を祝い、この像を贈ったといわれています。ですから当然、人間の力によって獲得した自由であって、女神といってもこれは神ではありません。
●面白い話があります。この像は、女神といっていますから性別は、女ですが、1990年代に人種的に白人か黒人かとの議論になったそうです。実際に未だ人種差別が強いアメリカでは、気になるところです。それぞれが、さまざまな見解を出しましたが、勿論一致した結論が出るはずもありません。そこで、一応決着をつけるために、「緑人」ということで双方が納得をしました。