| 2006年 2月 9日(木) |
漫画
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●今日は、手塚治虫の命日で「漫画の日」です。手塚治虫といったら、老いも若きも彼のファンは多いことでしょう。私もその一人ですが、特別彼の作品だけを好むというのではなく、彼を含めて彼に憧れて未来を夢見ていた「ときわ荘」時代の漫画家が描いていた頃の漫画が好きです。当時、《漫画少年》という月刊誌がありましたが、これを手にできるのが私の最高の幸せでした。家が貧しかったので、勿論新しい本を買ってもらうことはできませんでした。近くの古本屋に行っては、《漫画少年》を見つけて、彼の「ジャングル大帝」や「火の鳥」をどきどきしながら見ました。どきどきというのは、漫画が面白いのと、書店のおじさんに注意されはしないかと、あまり時間をかけないで読むスリルを感じていたことです。年に一度クリスマスの夜に、新しい本が私の枕もとに置いてあると、飛び上がりたい気持ちになりました。
●当時、石森章太郎という人の「二級天使」という作品を見ました。すごく絵がうまい人だなと思っていたら、後の石ノ森章太郎で、それが彼の高校2年生の時の作品であったと後になってから知って驚きました。
●でも私は、この頃はコミック本を見ることはありません。こう言っては失礼になりますが、全部の漫画ではありませんが、この頃の漫画は全体的になにか激しく、汚く、品がない感じがするので、あまり読もうという気が起こらないのです。私が子どもの頃は、男物、女物とそれほどはっきりした分野が分かれていなかったせいか、なにかほのぼのとした画調とストーリーであったように思います。勿論、最近の本には専門的な内容が研究された作品もありますが、読みごたえのある本に出会うまでがなかなか大変で、途中で疲れてしまうのです。今、私のそばに《漫画少年》復刻版があります。これを見始めたら、また今夜も眠られなくなるかもしれませんね。