| 2006年 5月 27日(土) |
科学も迷信?
![]()
●時々、霊など目に見えない現象を、どこかの大学の理系の先生が、科学的に証明されないものは真理ではないと言っているテレビ番組に出会うことがあります。確かに取り扱っている内容が、怪しげなものが多いので、そのように言うことには、多少賛成の気持ちはありますが、しかしだからといって科学的に説明されることが、全て真理なのかということについても疑問があります。
●そこで先日、池田晶子さんなる人の面白い文章に出会いました。
「・・・この(宇宙)の謎を理解するために、我々は一方で科学という方法を所有した。客観的に証明可能な法則や理論をもって本当のこととするという、それはその意味で正しい。しかし、それは理解のためのあくまでも“方法”であって、それらの法則や理論が、すなわち解答なのではない。・・・人は多くの場合、それらの法則や理論をもって謎の解答である、謎は解明された、理解されたと思う、“思い込む”。本当は理解していないものを理解したと思い込むとは、すなわち迷信である。科学とて十分にひとつの迷信になり得るのである。・・・」。