| 2006年 5月 4日(木) |
隣の芝生
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●今日は、天気が良かったので、妻とドライブに行きました。行き先を決めずに走り出し、道が分かれている所に来ると、「右にする? 左にする?」というような調子で、なるべく車の通りが少ない農道や砂利道を走りながら、春の景色を楽しみました。ある所で、緑が素晴らしい芝生を見つけました。そこで車を止めて、どんなにふわふわした芝生かとその場所に歩いて行きました。きれいに見えていた芝生の場所に来て足元を見ると、緑の草の間に枯れ草があって、先ほどの色ではなく枯れ草の方が多いくらいです。ところが、今歩いてきた所を見ると反対に緑がいっぱいなのです。そこで「隣の芝生は青い」ということばを思い出しました。
●実は、その前の日に、我が家の芝に雑草が混じってきたので、義父と芝生の張り替え作業をしていました。すると塀越しに、裏の家のSさんが、「こんにちは」と声をかけてきました。そこで塀のそばに行って、Sさん宅の庭をのぞき込むと、我が家よりも芝が青々としているのです。そこで「お宅の芝の方がきれいですね」と言うと、「隣の芝生は青いと言うでしょ」と笑われましたが、確かに我が家よりも青いのです。我が家では、早い時期から融雪剤を撒いて、庭の雪どけは、たしか近所の家よりは早くさせたはずなのになぜだろうかと思いながらも、でもSさんの庭は確かに青く見えるのです。
●そこで今日、その答えが科学的に説明されたのです。他人のものは、自分のものよりよく見えるという心理は働きますが、同じ芝生でも、上から見るのと斜め横から見るのとでは異なるということです。つまり真上から見ると、地面の上の枯れ草ばかりが目立つのですが、斜め横から見ると、伸びた青い草によって、枯れ草のある地面は見えないのです。隣の家の芝生は、いつも斜め横から見ているので、元気な青い草だけが見えるのです。なるほど視点を変えると、マイナス部分は隠されて、プラス部分しか見えないのです。
そこで今日から、身近にある物や身近にいる人のプラスだけが見えるように、視点を変えようと思いました。