| 2006年 5月 5日(金) |
ルターを保護した人
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●フリードリッヒ選帝候は、1525年のこの日5月5日に亡くなっています。
フリードリッヒ選帝候といっても私たちにはなじみがない名前ですが、マルチン・ルターの名前は聞いたことがあるでしょう。マルチン・ルターは、当時のローマカトリック教会のあり方を批判して、1517年10月31日にウイッテンベルグ城内の教会の門扉に「95か条の提題」という公開質問状を貼り出しました。彼この行動によって、キリスト教界は、宗教改革の波の中に入っていくことになります。当然、ルターに賛同する者、反対する者が出ますが、ルターは命を狙われるほどの立場に置かれます。当時のドイツは、諸侯の小国から成り立っており、ザクセン地方の選帝候フリードリッヒは、ルターを支持し保護しました。ルターは、彼の保護のもと、聖書をドイツ語に訳す働きをしました。また丁度印刷術が発明された時を得て、より多くの人たちが、聖書にじかに接することができるようになったのです。やがてルターは、その他のドイツ諸侯の保護を得るようになり、北ドイツはルター派が占めるようになりました。
フリードリッヒは、そのきっかけとなった人物で、「賢公」と称せられます。