| 2006年 6月 9日(金) |
お天道様?
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●「お役人様、提灯を貸してもらった時、提灯にお礼を言って、貸してくれた方には感謝しないのですか?」。これは、江戸時代にキリシタンとして拷問を受けて死んでいった守山甚三郎のことばです。彼は、役人が「キリストを捨てて、有難い太陽を拝め!」と迫ったことばに対して、このように答えたのです。彼は、被造物の上に唯一の偉大な創造者がおられることを知っていたのです。
●私が子どもの頃には、未だ太陽を神として拝んでいるお年寄りを見かけたものです。今日では、科学的な知識が広まったので、太陽を神として信じている人は少ないと思いますが、それでも「お天道様」「お日様」「お月様」「お星様」など、意識せずに被造物に「様」をつけて呼んでいます。これは、被造物を神として拝んでいた名残ではないでしょうか。
●でも今度は、「地球は青かった しかし神は居なかった あたりを注意深く見回してみたが、やはり居なかった」と言ったソ連時代のガガーリンのように、科学的な知識が、神の変わりになっているかもしれません。彼が行った宇宙といっても、国際宇宙ステーションは地球からわずか400キロメートル離れただけです。東京から名古屋あたりまでの距離です。現在、地球より一番遠い銀河系までは、150億光年もあるらしいと科学は気づいています。今日、守山甚三郎がいたら、「お役人様、この星空の果てに存在する方がおられることを信じることができませんか?」と言うかもしれません。今日は、彼が86歳で天に召された日です。