| 2006年 8月 29日(火) |
死者の霊魂は、今どこに?
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●お盆は過ぎたのですが、27日の日曜日の午後、10回忌の記念会を依頼されたので、墓前でお話をしてきました。その式の中で、「亡くなった方は、今どこにいるのだろか」と語りましたら、クリスチャンでない方々は、少し考えていたようです。
●日本の仏教は、東の端の日本に伝わってくるまでの間に、いろいろな考えの影響を受けて、他の国の仏教と異なった形で存在しているようです。様々な考えが影響しているということは、一面ではまとまりに欠けているということでもあります。例えば、「死んだ人の霊魂は、お盆にはどこから来て、どこに帰るのか?」という質問にどのように答えることができるでしょう。
・もし死者の霊魂は、仏壇の中あるいは位牌の中に居るならば、常に家に居ることになり、お盆に帰ってくるという必要はありませんね。
・死者の霊魂が、家の仏壇に居るとしたら、お墓には居ないことになりますね。
・死んで戒名をいただいたら、その人は仏になったのでしょうか。そしてその人の浄土はどこにあるのでしょう。
・阿弥陀仏の極楽浄土は、西方十万億仏国土にあるといわれていますから、極楽に居る霊魂は、仏壇にもお墓にもいないことになりますね。
・仏壇に居る霊魂は、この世に居ることになりますから、成仏していないのでしょうか。
・送り火として、山で焚いたり、灯篭として川や海に流しますが、霊の世界はどちらにあるのでしょう。
・「お盆には、地獄の釜の蓋が開いて、死者が帰ってくる」という表現を聞くことがありますが、この死者は、成仏しなかったのですね。また戒名を受けても、地獄にいくのでしょうか。