2006年 8月 3日(木)

コロンブタの卵

●コロンブスがアメリカを発見(?)して帰った時、その祝賀会の席上、一人の男が、「大洋を西へ西へと航海して、陸地に出あっただけのことが、どれ程の手がらといえるだろうか」と批判すると、コロンブスは「ゆで卵」を取って、「では、この卵をテーブルの上に立ててごらんなさい」と言った。彼が出来ないでいると、コロンブスは、卵のはしを食卓にうちつけて欠き、テーブルの上に立てた。するとその男、興奮して「そんなことなら誰でも出来る!」と言った。するとコロンブスは、「諸君、人のした後では、誰でも出来る。しかし誰も行なわない最初が肝心なのだ」と答えたという。これが“コロンブスの卵”のいわれとかつて聞いた。
●そのコロンブスが、探検に出かけたのが1492年の今日、8月3日。約2ヶ月間陸地を見ることなくやっと到達したのが、現在のバハマのサン・サルバドル島で、アメリカ大陸ではなく、彼が考えていたようなインドの一部でもなかった。それでも私が学生時代には、社会科の時間には、「コロンブスの新大陸発見、石の国(1492)」と年代と合わせて覚えさせられたものだが、ましてそこにはすでに人が住んでいたから、新大陸発見ではなかった。大国の横暴で失礼な話だ。