| 2006年 8月 31日(木) |
天路歴程
●ジョン・バニヤン。クリスチャンの信仰生活の歩みについて示した有名な《天路歴程》は、彼の著作です。しかもこれは、牢獄で書かれました。彼は、1628年イギリスの貧しい鋳掛屋に生まれましたが、父親の仕事を手伝うために、10歳で小学校を退学しなければならないほど、学問については学びをすることができませんでした。しかし少年の時、「お前は罪をすてて天国へ行くか、それとも、罪を犯して地獄におちるか?」と神から語られて、信仰の道を歩むことになります。
●当時英国国教会の許可なくして公に説教をすることは禁じられていましたが、バニヤンは「私には、神のことばを宣べ伝えることはやめられません」と、説教をしました。そこで「英国国教会を非難するいくつかの非合法集会や秘密集会の支持者」という理由で逮捕、投獄されました。しかしこの獄中で書いたのが、《天路歴程》です。聖書と同じくらい世界中のクリスチャンを励ましてきた本です。
●彼は、12年間の牢獄生活の中で、祈りの人でもありました。
「祈る時、心のこもらない言葉を発するより、言葉のない心になる方がよい。最上の祈りは、言葉よりうめき声になる方が多い。」
彼は、1688年の今日、8月31日、59歳で天に召されました。