2006年 9月 9日(土)

妻のたくらみ

●一昨日、妻が「土曜日にお客さんが来るから・・・」というので、「うん、いいよ」と返事をしてから、「誰が来るの?」と聞くと、今の家を改装する時にお世話になった方とのこと。私は、お客様といっても、茶菓をだしておしゃべりをする程度なので、居間でいいなと思っていたら、家中の壁の塗装の様子を見てもらうという。そこで私はあわてた。なぜなら、私の部屋は、何週間も整理がつかない状態で、本や書類が机や棚に散らばっており、更に1ヵ月程前に持ち込んだ自分の本やレコード(CDではない)や民芸品が入ったダンボール箱が5つほどあって、妻に早く整理をするように言われていたからだ。
●そして昨日、妻は私の未整理のダンボール箱の蓋を開けて、隣りの部屋に並べ出した。そして猫に向かって、私に聞こえよがしに、「紫苑ちゃん(猫の名)の遊ぶ場所も狭くなったね」と言った。いよいよ整理をしなければと思いつつも、午前中は、聖書学院に行かなければならないし、夕方からは祈祷会なので手をつける時間がない。そこで祈祷会から帰ってきた午後10時頃、「明日は、Fさん(お客さん)は、何時に来るの?」と訊くと「午後」だという。午後といっても、12時を過ぎたら午後だ。それでも次の日の12時まで何とかしようと、覚悟を決めて眠りについた。
●そして今日、朝7時頃から妻が掃除機をかけだした。そこで私も仕方なく整理に入ったが、整理ができないというのは、身の周りにある品々が、今必要なものなのか、またその品はどのような分類の中に入って、部屋のどこに居場所を得るのか、その分類が容易にできないからだ。それでつい考えるのを後回しにして、仮の居場所を手近な机の隅や本棚の本の手前の空きスペースにするので、必要な本を書棚から出す際に、その仮の山を崩すことになり、更に混乱が深まってしまう。それでもどうにかしなければならないと、12時半頃には、一応壁が見える状態にした。妻は、「あなたは、手をつけると早いのね」と感心しているような顔をしたが、私には皮肉に見えた。私はすっかり普通の汗と冷や汗をかいたので、シャワーを浴びた。そして服を着替えたとたん、階下で「ピンポーン」とチャイムが鳴った。まさにぎりぎりセーフであった。今回の《夫の部屋整理作戦》は、完全に妻の作戦勝ちであった。